[HOME]  >  [神社記憶]  >  [関西地方]  >
メニューを表示する 表示用ページ


御出石神社
みいずしじんじゃ
兵庫県豊岡市出石町桐野986  Zenrin Data Com Maps display !!


二葵立葵

式内社 但馬國出石郡 御出石神社 名神大
旧村社

御祭神
日矛神

兵庫県豊岡市にある。
出石総合支所の南東2.5Kmほどの出石町桐野に鎮座。
出石川に沿って426号線を進み、桐野橋を渡って南下すると
桐野畜産団地の横に、ムチャクチャ広い境内がある。

境内入口は、南北東にあるが、
表参道は東側のようなので、東側から境内へ。
鳥居をくぐると、林のような境内。
参道を真っ直ぐに西へ進むと、
南北からの参道と合流し、神門の前。
神門をくぐると、正面に社殿がある。

東側の鳥居をくぐった頃から
正面に神門が見えるのだが、
その後方に大きな本殿の屋根が見える。
そんな社殿。

とにかく、境内は広く、本殿の大きな神社だが
出石の中心部から少し離れ、交通が不便だからか
観光客はあまり来ない雰囲気。
静かな、地元の神社ということだろうか。

創祀年代は不詳。

一説には、神武天皇六年三月、出石丘に鎮座。
天日矛命の子孫によって祀られたという。

もとは、桐野と水石の間の地にあったが、
洪水のため、現在地へ遷ったとする資料もある。

室町時代には、山名氏の崇敬が篤く
社領の寄進や社殿の修復が行われた。

永禄十一年(1568)本社を再建。
天正八年(1580)秀吉によって社領を没収されたが
近世に、出石領主小出氏や仙石氏に崇敬され
万治二年(1659)本殿修理。
安永六年(1777)上野五ヶ村の氏子により社殿改造。
大正五年に、本殿修理・拝殿神庫を建設した。

式内社・御出石神社に比定されている古社であり
当時は名神大社であったが、
後、加茂社領となり、加茂神社として崇敬されたという。

祭神は、天日矛命だが、
異説があり、大己貴命とその子・御出石櫛甕玉命とする説も。

当社社号「御出石」は、
「ミイズシ」とも「ミズシ」とも読むらしいが、
通称は加茂さん。
拝殿の賽銭箱や屋根には、立葵の紋が付けられている。
賽銭箱の金の紋が綺麗だったので
写真を加工して掲載しておいた。

社殿の左右に、境内社の祠が一つずつあるが
詳細は不明。
資料に秋葉神社・稲荷神社とあるのがこれか。


境内入口

鳥居

境内

神門

社殿

境内

社殿

本殿

境内社

境内社


【 御出石神社 (出石町)(印刷用ページ) 】

ボーダー




no index