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筑紫神社
ちくしじんじゃ
福岡県筑紫野市原田2550  Zenrin Data Com Maps display !!


隅立四つ目

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式内社 筑前國御笠郡 筑紫神社(名神大)
旧県社

御祭神
筑紫大明神(白日別神五十猛尊
配祀 宝満大神玉依姫命 田村大神(坂上田村麿

筑紫神(筑紫国魂白日別鸕鷀草葺不合尊 『筑後神社縁起』
五十猛命 『筑前國続風土記』
麁猛命 『筑前國続風土記拾遺』
大彦命(筑後國造の祖) 『筑前國風土記考証』

福岡県筑紫野市にある。
鹿児島本線原田駅の近く。丘の上に鎮座。
数回参拝したが、運悪く神職不在が続き、御朱印は未だなし。
だったが、今回、御朱印をいただいた。

創祀年代不詳。
式内社・筑紫神社に比定されている古社。

祭神は、五十猛神とも白日別神とも云われ
筑紫の国魂である筑紫大明神。
後に、玉依姫命坂上田村麿の霊を配祀した。

もとは、筑紫の城山山頂に鎮座していたが、
後、麓に移転したという。

『筑後國風土記』に、「筑紫」の語源として以下の話がある。
昔、筑前と筑後の境の鞍韉盡坂(したくらつくしのさか)に、
麁猛神(荒ぶる神)がおり、往来の人々の半数を殺してしまう。
筑紫の君と肥の君らが占いによって、甕依姫を巫女として、その神を祀らせた。
それ以後、人々が殺されることはなくなった。

当社は、その麁猛神を祀った社ではないだろうか。

丘の上全部が境内なので広い。参拝は七月、夏の神社。


南側表参道の鳥居

参道鳥居

参道鳥居と社号標

参道

神門

社殿

拝殿

本殿

参道の稲荷社

稲荷社の横に並ぶ石碑

参道の須賀社

東側参道の鳥居

福岡県筑紫野市原田。旧県社。祭神は白日別神五十猛尊
『三代実録』に貞観元年「従四位上」、元慶三年「従四位上」の神階昇格をうけたことがみえる。『延喜式』には「名神大」とあり、古くよりこの地「筑紫」の名を冠する古社。初めは城山の頂上にあったが崇敬篤く麓に遷座。たびたび兵火にかかったが歴代領主の寄進、造営あり。神殿は寛文二年(一六六二)、拝殿・神門は正徳二年(一七一二)の造営という。大正四年(一九一五)県社に列格。特殊神事に粥ト祭がある。例祭一〇月二〇日。

−『神社辞典』−



【 筑紫神社(印刷用ページ) 】

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