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吉田神社
よしだじんじゃ
京都府京都市左京区吉田神楽岡町
吉田神道根本道場 末社斎場所大元宮。
八角形の本殿に六角の後房を付した重要文化財。
本殿の周りを長棟の延喜式内社三一三二社が取り囲み、
天神地祇八百万神を祭っており、内院参拝で拝することができる。
本殿後方には、伊勢神宮内宮・外宮もある。
昔は、神祇官八神殿も後方にあったが、現在は跡だけ。
境内 | 社殿 |
大元宮本殿 |
本殿周囲の天神地祇 | |
古来より、「吉田小社八所」と呼ばれた八つの社があり、
四社は若宮社、神楽岡社、一言主社、今宮社。
他の四社は「此外四所、自レ古 不レ知御名」
つまり、分からないようだ。
神楽岡社 | 神楽岡社 |
攝社 神楽岡社 祭神 大雷神・大山祇神・高靇神 例祭 九月二十三日 神幸祭 十月下旬 由緒 延喜式に霹靂神神楽岡に坐すとあり、神楽岡地主の神又 雷除の神として崇敬厚く同町の氏神である。 −境内案内より− |
若宮社 | 若宮社 |
若宮社 祭神 天忍雲根命 例祭 十二月十七日 由緒 天忍雲根命は本宮第三殿の祭神 天之子八根命の御子で水徳の神である。 初め本宮第二殿と第三殿の間に祭 られてあったのを後醍醐天皇延元 元年吉田兼熈が社殿を造営し 後光明天皇慶安元年(西暦一六四八年) 此処に遷座。 −境内案内より− |
今宮社境内 | 今宮社 |
今宮社本殿 |
本殿周りに四神石。東南に青龍石、西南に白虎石、西北に玄武石。朱雀石は本殿内部。
青龍石 | 白虎石 | 玄武石 |
今宮社 祭神 大己貴神・大雷神・健速須佐之男命 例祭 八月二十四日 神幸祭 十月 由緒 鎮座の年代は不詳。順徳天皇建保三年 (西暦一二一五)吉田小社註進状の内にその名 既に明かで光格天皇、文化十三年 (西暦一八一六)現地に造営され木瓜大明神 と稱し吉田町の産土神である。 −境内案内より− |
神龍社 | 神龍社 | 神龍社 |
神龍社 祭神 従二位 卜部兼倶卿 例祭 二月十九日 由緒 卜部(吉田)兼倶卿は吉田神道の根元殿 堂たる大元宮の創始者で、後柏原 天皇永正十年(西暦一五一三年)二月鎮祭。 俗に百段さんと親しまれている。 −境内案内より− |
上記の他に境内社として、菓祖を祀った菓祖神社、
創祀者である藤原山蔭を祀った山蔭神社などがある。
さらに、参道脇には祖霊社、龍澤池の畔にも小祠があった。
また、参拝時に見落としたが、三社社や稲荷社、天満宮もあるらしい。
菓祖神社 | 菓祖神社 |
山蔭神社 | 山蔭神社 |
山蔭神社社殿 |
祖霊社 | 孝明天皇寄進の学び藤 |
龍澤池 |
【 吉田神社 (京都) その2(印刷用ページ) 】