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荒樫神社
あらかしじんじゃ
福井県越前市西樫尾町28−5
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旧村社 |
福井県越前市にある。
北陸本線・鯖江駅の南東5Kmほどの西樫尾町に鎮座。
417号線を進み、西樫尾町で北へ入る。
西向きに参道入口があり、石鳥居が建っている。
鳥居の右手には「荒樫神社」と刻まれた社号標。
鳥居をくぐり、緩やかに登る参道を進むと手水舎。
少し左へ曲がると、正面に緑の境内。
境内の奥、一段高い場所に社殿がある。
ということは社殿は、南西向きだろうか。
境内の鳥居をくぐり、階段を登ると
正面に拝殿があり、後方に本殿。
拝殿扁額には「荒樫神社」と書かれている。
本殿の側面は板張りされているが
ひょっとすると、これは覆屋なのかもしれない。
社殿の左手に、境内社・麻気神社の小祠。
祠には「地西国三十三所参拝」と
書かれた札が数枚貼られていた。
創祀年代は不詳。
社伝によると、
男大迹皇子(継体天皇の幼名)が御潜龍の時、
祖神を、筑前国香椎宮から勧請したのが、
当社の創祀。
境内社の麻気神社は、
男大迹皇子、幼少の頃、
御生母・振姫に従い、当地へ来た時
伯父・麻加加介の世話になったことから、
振姫と麻加加介の二柱を祀っている。
参拝時には気付かなかったが、
境内には「御陵」と称する
周囲54m、高さ2.5mの
亀の形をした古墳があるらしい。
明治時代に教部省及び宮内省の実地検分が行われたが
墳墓の主は不明だという。
境内入口 | 鳥居 |
参道 | 境内 |
境内 |
社殿。左手に麻気神社小祠 |
本殿 | 社殿 |
境内の左手に細い道があり
奥には境内社・鵜甘神社がある。
鵜甘神社の創祀年代は不詳。
男大迹皇子の弟皇子・太郎子王の創祀と伝えられている古社であり
式内社・鵜甘神社の論社の一つ。
鵜甘神社 |
鵜甘神社 | 鵜甘神社 |