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鵜江神社
うのえじんじゃ
岡山県小田郡矢掛町小林1857

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式内社 備中國小田郡 鵜江神社(参考) |
岡山県矢掛町にある。
井原鉄道・矢掛駅の北西2Kmほどの小林に鎮座。
35号線から美山川を越えて、1Kmほど山へ向う。
奥へ進むと、当社の駐車場があるが、
参道入口は、少し下ったところにあるので、
車を停めて参道を戻り、参道入口から参拝開始。
鳥居をくぐると、右に境内社(大国主命)、左に権現社の岩。
参道を100mほど進むと、しっかりとした境内社。
鳥居には「中野神社」とあるが、社殿には「中宮神社」と書かれていた。
当社・鵜江神社の中宮にあたる境内社なのだろうか。
さらに参道を進むと、さきほどの駐車場。
駐車場に神門があり、さらに参道が延びる。
参道を歩き、階段を登ると拝殿。
拝殿の後方に屋根付きの参道が続き、本殿がある。
岡山県では良く見る形式だ。
社号の「鵜江」は、「うのえ」とも「うこう」とも「うごう」とも読まれるようだ。
鎮座地の僧都という字は、弘仁年中玄賓僧都が
鎮守の森に草庵を結んだことに由来する。
当社社伝によると、大同二年(807)に創建された
小林村の総鎮守。
ただし、式内社・鵜江神社の元社と考えられる大元鵜江神社が
寛文十年に再建され、後、当地に分社されたものとも。
とすれば、江戸中期の創建ということになる。
大正元年、矢掛神社に合祀されたが、終戦後に独立した。
参道や社殿の周囲に、幾つかの境内社がある。
多くは、小さな祠だが、参道の中野神社と
境内左手の黒丸神社は、意味ありげな大きさ。
当社にとって重要な社なのかもしれない。
また、社殿に五七の桐紋が付けられていたが、
これも岡山の神社には多く見られるものなので、
当社の神紋かどうかは不明。
参道入口 |
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鳥居扁額 ![]() | 参道を進むと中宮神社 ![]() | さらに参道を進むと駐車場 ![]() |
参道中ほどの中宮神社(中野神社) ![]() | 駐車場の神門 ![]() |
境内 ![]() | 社殿 ![]() |
社殿全容 |
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黒丸神社 ![]() | 本殿 ![]() |
【 鵜江神社 (矢掛町小林)(印刷用ページ) 】
