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布勢神社
ふせじんじゃ
岡山県赤磐市仁堀西字布施谷1027  Zenrin Data Com Maps display !!


三つ巴

式内社 備前國赤坂郡 布勢神社
旧郷社

御祭神
大穴牟遅命

『明治三年神社明細帳』
大己貴命 大彦命 天鈿女命

岡山県赤磐市にある。
仁堀から西へ3kmほどの、国道484号線沿いにある。
小川の横に鳥居があり、小川にそって参道が続く。
境内は、ガランとした印象だった。夜は恐いかもしれない。

昔は、当地の東北1.5Kmにある竜天山の烏ヶ仙に鎮座していたようだ。

伝説では、沖合瀬戸内海を通る船が次々と難破するので、
占ったところ、南面している、布勢神の御神慮によるものと判明。
北向きの地を探し、当地へ遷座したという。

ということは、南(瀬戸内海)を見たくなかったということで、
社殿を北向きにすればよかったと思うのだが。

現在の主祭神は、大穴牟遅命だが、本来は大彦命であったらしい。
大彦命は、吉備津彦命が山陽道へ派遣されたのと同様、
北陸方面へ派遣された四道将軍の一人。
ひょっとすると、祭神が見たくなかったのは、瀬戸内ではなく、
吉備だったのではないだろうか。
四道将軍同士、仲が悪かったと考えれば、
上記伝説も、うなずける。

現在でも、竜天山(483m)山頂には、花崗岩でできた
布勢巨神社が鎮座している。

社殿右後方に境内社は二社。社名は確認していないが、
『明治神社誌料』には、荒神社、素盞嗚神社の名前が載っている。


入口の鳥居

小川沿いの参道

参道

境内

拝殿

境内社

本殿

本殿

本殿


【 布勢神社 (赤磐市)(印刷用ページ) 】

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