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新具蘇姫命神社
にいぐそひめのみことじんじゃ
島根県大田市川合町吉永字中家606

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島根県大田市にある。
大田市駅の南4Kmほどの川合町吉永に鎮座。
375号線を南下すると、道路の東側に境内が見える。
375号線をそのまま南下すると、石見一宮の物部神社が鎮座している。
道路に面して入口の鳥居が立っており、
鳥居の左手に「新具蘇姫命神社」と刻まれた社号標が建っている。
「新具蘇姫命神社」と書いて「にいぐそひめのみことじんじゃ」と読む。
が、通称は吉永神社。
地図にも吉永神社と記されている。
鳥居をくぐり、階段の登ると境内。
広い境内の中央に大きな社殿が建っている。
拝殿の後方、垣の中に古色の本殿がある。
『式内社調査報告』には、神明造。
『神國島根』には、明神造と記されているが、
これは、春日造じゃないだろうか。
境内の左手には、変わった形の灯籠がある。
聖武天皇天平十三年八月三日の創祀。
式内社・新具蘇姫命神社に比定されている古社。
天長二年従五位を授けられた。
往古は、背後の新山(大仙山のこと?)に鎮座していたが
文治年間に現在地に遷座。
新山は新具蘇山とも呼ばれていたらしい。
明暦年間、吉永藩主加藤明友が産土神として崇敬し、
境内に一千経を納めて、国家安康・五穀豊穣を祈願した。
境内にある経塚がそれだろう。
祭神の新具蘇姫は、埴山姫命とも考えられている農耕の神。
境内案内では、「蘇=チーズ」の神とも。
神紋は、参拝時には確認できなかったが、
資料によると「稲穂の丸」。
具体的なデザインは未確認なので、一般的な図案を掲載しておく。
社殿の右手には、ヒョロッとした境内社が一つ。
熊野神社だと思う。
車道から見た境内 |
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境内入口 ![]() | 階段上の鳥居 ![]() |
境内 |
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拝殿後方の瑞垣 ![]() | 拝殿 ![]() |
本殿 |
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境内の灯籠 ![]() | 経塚 ![]() | 境内社・熊野社 ![]() |
御 由 緒
式内社 新具蘇姫命神社
−境内案内板− |
【 新具蘇姫命神社 吉永神社 (大田市)(印刷用ページ) 】
