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國神社
くにじんじゃ
岡山県岡山市北区三門中町5−1  Zenrin Data Com Maps display !!

式内社 備前國御野郡 國神社
旧村社

御祭神
大國主命 事代主命
配祀 仲哀天皇 應神天皇 神功皇后

岡山県岡山市にある。
備前三門駅の北東500mの三門中町に鎮座。
180号線から一本北へ入った通りに面して
南向きに境内入口があり、境内は国守山の上。
社前の通りは、江戸時代の山陽道らしい。

社前は駐車場になっており、
車を止めて参拝開始。
鳥居をくぐると、長い階段。
階段下、右手に天満宮と、当社の遥拝所がある。
天満宮の後方に巨石らしきものがある。

階段を上ると、途中に随神門。
さらに階段を上ると、社殿のある境内。
階段正面に拝殿があり、後方の高い場所に本殿。
拝殿(幣殿)から本殿までは屋根付きの階段。

本殿はコンクリート造。
昭和三十一年の台風で旧本殿が破損したため
建替えられたもの。
本殿のある国守山の山頂部は竪穴式古墳。
つまり古墳の上に本殿があるようだ。
本殿の斜め後方にも、注連縄で祀られた巨石がある。
磐座のようでもあるが、古墳なので違うかも。

参拝は、正月二日の午後。
少し暗くなり始めていたが多くの参拝客が訪れており、
拝殿では巫女が御守りなどを売っていた。

創祀年代は不詳。
式内社・國神社に比定されている古社。

江戸時代には八幡宮と称していたが、
『式内社調査報告』によると、
式内社・國神社は、江戸時代には既に廃絶しており
下伊福村の八幡宮の相殿に祀られていたとある。
明治初年になり、八幡宮を改称し、
現社号・國神社となったという。
『備前国式内書上考録』には、
八幡宮の相殿に祀られる以前の、國神社の元の宮地は
三門村の東高御堂という地の
畑の中の石「大国石」の付近であったと書かれているらしいが
大国石は、今もあるのだろうか。

山頂部境内にも幾つかの境内社がある。
境内左手に箆取神社。
社殿の左に素盞嗚神少彦名神を祀る祠。
社殿の右には、摂社の稲荷社。
境内右手には、伊勢神宮伏見稲荷の遥拝所もある。


神域・国守山

鳥居と参道

階段途中に随神門

参道階段

階段脇に遥拝所と天満宮

社殿

拝殿

後方に本殿

本殿脇に岩

社殿左に素盞嗚神・少彦名神

社殿右に稲荷社

境内左に箆取社

境内右に伊勢・伏見遥拝所


【 国神社 國神社 (岡山市)(印刷用ページ) 】

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