物部十千根大連
もののべのとおちねのおおむらじ
別名
物部十市根連:もののべのといちねのむらじ
……
- 邇芸速日命の後裔(六世孫、あるいは七世孫)。伊香色雄の子。
- 垂仁天皇の御代、物部連(もののべのむらじ)の姓を賜り、五大夫の一人となる。
その後、物部大連(もののべのおおむらじ)となり、大和国石上神宮に奉斎する。
- 『日本書紀』によると、垂仁天皇の皇子・五十瓊敷入彦命が剣一千口を作り石上神宮に納めて管理していたが、
年を取ってしまったので、妹・大中姫命に託し、大中姫命は物部十千根大連に託したという。
よって、以後、物部連が石上神宮の神宝を治めることとなった。
物部十千根大連 を祀る神社(玄松子が参拝した神社のみ)