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八咫烏
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八咫烏
やたがらす

別名
頭八咫烏:やたのからす
……
  • 神武天皇東征神話の中で先導神としてあらわれてくる烏。 『古事記」では高木大神の、『日本書紀』では天照大神の使神。

  • 神武天皇の軍隊が熊野から奥地に進んで、荒ぶる神々に苦戦をしている時、 高木大神が「今、天より八咫烏を遣わす。この烏の先導によって軍を進めよ」といわれ、その導きによって大和国に入った。 『日本書紀』では神武天皇の夢枕に天照大神があらわれ「八咫烏を遣わす」と告げた。

  • 『古語拾遺』は、この八咫烏は京都地方の大豪族であった賀茂県主の遠祖。

  • 『姓氏録』では、賀茂県主の祖神・賀茂建角身命の化身。

  • 『山城国風土記』逸文では、八咫烏は神武天皇の先導神として仕えた後.大和から山城の賀茂に移ったとある。

  • 熊野山中に出現したことから、熊野三山信仰にあるミサキ烏の三本足の烏と関連するという説がある。

  • 中国では烏は太陽に棲むとされる。 昔、太陽が十個もあって人々が暑さに苦しんでいた時、羿(ゲイ)という英雄が九個の太陽を射落とした。 その都度、黄金色の三本足の烏が落ちてきたという神話がある。日神の子孫である神武に従属する記紀神話に対応する。

八咫烏 を祀る神社
(玄松子が参拝した神社のみ)

八咫烏神社奈良県宇陀市榛原高塚字八咫烏42
熊野那智大社 境内 御県彦社和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山
賀茂御祖神社 境内 任部社京都府京都市左京区下鴨泉川町59
甘樫坐神社奈良県高市郡明日香村大字豊浦字寺内626


【 八咫烏:玄松子の祭神記 】

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