多伎都比古命
たぎつひこのみこと
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- 『出雲国風土記』楯縫郡に、阿遅須枳高日子根の后・天御梶日女の命が、多具の村においでになって、
多伎都比古の命をお産みになった。その時、胎児の御子に教えて仰せられたことには、
「おまえの御父上のように元気に泣きなさい。生きてゆこうと思うならば、ここがちょうどいい」とおっしゃった。とある。
- 多伎は、お生まれになった地・多具(あるいは多久)のことらしい。
- 多伎都比古の命の御霊代である石神は、日照り続きで雨乞いをした時は、かならず雨を降らせられたといい、
瀧に通じるのかもしれない。
多伎都比古命 を祀る神社(玄松子が参拝した神社のみ)
【 多伎都比古命:玄松子の祭神記 】