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青島神社
あおしまじんじゃ
宮崎県宮崎市青島2−13−1  Zenrin Data Com Maps display !!


十六八重菊に青

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旧村社

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御祭神
天津日高彦火火出見命 豊玉姫命 塩筒大神

宮崎市の中心から220号線を南下。
JR青島駅の東にある。

土産物店の間を歩くと、青島が見えてくる。
橋を渡った先にある小さな島。
周囲は、「鬼の洗濯岩」とよばれる岩に囲まれている。
島全体が神域で、昔は、一般のものは、祭りの間しか渡れなかった。
島全体に、ビロー樹が生茂っている。

橋を渡ると、右手に鳥居があり、島の外周に沿って歩くと、境内入口。
参道を歩き、神門をくぐると赤い社殿がある。

神紋は、「菊に青」。中央の字は、書体名は知らないが、青と読むらしい。

祭神・彦火火出見命、またの名、山幸彦が、
海積宮(わたつみのみや)から戻り、ここへ宮居を建てたという。

社務所の前に、「玉の井」が祀られている。
海積宮にあった井戸で、山幸彦と豊玉姫の出会いの場だ。
小さな島にあるのだが、塩分の無い真水。
対岸の山頂には、塩水の沸く場所があり、水源が入れ替わったという伝説がある。

当社で参拝した時、「日向の国 七福神めぐり」のチラシをいただいた。
それによると、当社は、弁財天。青島の弁財天として有名だそうだ。
知らなかった。祭神との関係はないようだが。

ちなみに、「日向の国 七福神」とは、
・大黒天 彗日山 本東寺
・恵比須神 延岡十日えびす 今山八幡宮
・布袋尊 吉祥山 永願寺
・毘沙門天 興福山 妙国寺
・福禄寿 海龍山 智浄寺
・寿老人 一ツ葉稲荷神社
・弁財天 青島神社

数分で、島の外周を歩いて一周できる。それほど小さい島。
社殿の右手に元宮への参道がある。
ビロー樹に囲まれた赤い社殿は、独特な雰囲気がある。

本殿の外観は見えないが、権現造。
ただ、元宮や社殿前両脇の境内社の形が面白い。
妻入りだが、向拝がない。春日造の庇部分をカットしたような、
住吉造を小さくしたような、そんな感じだ。

説明によると、ビンロー(檳榔)とビロー(蒲葵)は違うもの。
宮廷で使用された牛車の蒲葵庇車に用いたビローは
ここから献上されたものということ。


青島

青島の右手に見える鳥居

境内入口


社号標

御祖神社
氏子神徒の祖霊

社務所前の
玉の井

神門

社殿

拝殿前の左の石神社
(山の神)
天津日高彦火瓊々杵命
木花咲屋姫命,磐長姫命

賽銭箱の神紋

拝殿前の右の海積神社
(海の神)
豊玉彦命
少彦名命

元宮

元宮

ビロー樹

青島神社 宮崎県宮崎市青島
東経百三十一度二十八分
北緯 三十一度四十八分
御祭神
 天津日高彦火々出見命
豊玉姫命
塩筒大神
御祭神譜
 天照大神天忍穂耳命瓊々杵命
 彦火々出見命(青島神社御祭神)
 鸕鷀草葺不合命(鵜戸神宮御祭神)
 神武天皇(宮崎神宮御祭神)
御由緒
  彦火々出見命が海宮からお帰りのときの 御住居の跡として三神をお祀りしたと伝 えられている。始めてお祀りした年代は はっきりしていないが、日向土産という 国司巡視記に嵯峨天皇の御宇(約千百七 十九年前)奉崇青島大明神と書いてあっ たといわれる文亀(室町時代約四百八十 八年前)以後は藩主伊東家の崇敬が厚く 御社殿の改築や境内の保護に万全を尽さ れ、明治以降は国内絶無の熱帯植物繁茂 の境内を訪れる人が多く、縁結び、安産、 航海、交通安全の神として、益々神威が 輝くようになった。
御境内
  全島{四四九.三アール、一三四七九坪}神社所有地
昔から霊地として一般の入島は許されず 藩の島奉行と神職だけが常に入島し一般 は旧三月十六日島開祭から島止祭(同月 末日)まで入島を許されていたが元文二 年(二百五十二年前)当時の宮司長友肥 後が一般の参拝者にも入島を許されるよ う藩主にお願いして許可され以後入島が 自由になった。
昔から聖域として保護されたので植物、 岩石が自然のままに残り大正十年三月植 物が、昭和九年五月岩石が天然記念物に 指定され国の保護をうけることになった のである。

−境内案内−



【 青島神社 】

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