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健男霜凝日子神社 下宮
たけおしもごりひこじんじゃ しもみや
大分県竹田市神原1822  Zenrin Data Com Maps display !!


丸に違い鷹の羽


三つ巴

式内社 豊後國直入郡 健男霜凝日子神社
旧県社

御祭神
健男霜凝日子神
配祀
豊玉姫命 彦五瀬命 大太夫夫婦 花乃本姫
合祀
大山祇命 奧津彦命 奧津姫命 少名毘古那神 猿田彦命
菅原道眞 木花咲夜比賣命 大己貴命 面足尊 惶根尊

関連社
健男霜凝日子神社
穴森神社

祖母山山麓、神原の集落から南西500mほどの道路脇。
道路から、約200段の急な階段の上にある。
地図には、嫗嶽神社とあるが、境内に摂社嫗嶽稲荷がある。

急な階段を上ると、まず嫗嶽稲荷の赤い鳥居が見える。
社殿は岩窟内にあるが、今はコンクリートで補強されていて、
防空壕なようだった。

季節によっては見晴らし最高の場所。
祖母山も見えるだろう。参拝日は曇天で霧もあった。

社殿は岩窟内に建てられていて面白い。
社殿の裏に回って見たかったが、ゾクっと来たのでやめた。

健男霜凝日子神社は、祖母山頂(1756m)に石祠の上宮
神原集落に遥拝所、そしてここ下宮、もうひとつ穴森神社
構成されている。祭祀の中心は、下宮だった。

当社の創祀年代は不明。
社伝によると神世より鎮座しているといい、
『直入郡志』には、白雉二年(651)
社殿創建時の棟札や古材が残っているとある。

式内社・健男霜凝日子神社に比定されている古社で、
晴雨風雪などの天候の守護神として崇敬され、
明治六年郷社に列し、明治十二年十一月県社に昇格した。

現在、祭神に九柱が含まれているが、
明治時代の資料には、含まれていない。

社殿の屋根に巴紋と鷹の羽紋が付けられていた。


鳥居

階段上にも鳥居

境内

拝殿

摂社・嫗嶽稲荷

参道上から

洞窟内の本殿

摂社・嫗嶽稲荷参道

健男霜凝日子神社(下宮様)
竹田市神原 豊肥線 玉来駅より一一粁
祭神 健男霜凝日子大神 豊玉姫命 彦五瀬命 他九柱
例祭 九月二三日 本殿 神明造 二、五坪
境内 二九一二坪 宝物 刀七口
氏子 三五八戸
由緒沿革  神世より鎮座せる大神にて祈雨祈 晴除霜の霊験顕著なりと伝える。延喜式内の 古社、三代実録陽成天皇、元慶七年正五位下を 授くとあり。孝徳天皇白雉二年社殿建設さる 杇材今に之を蔵す。祖母山頂に上宮あり。常 に下宮にて祭祀を行う。文禄三年中川秀成公 社殿を修築神田を寄す。明治六年郷社、同一 二年県社に列す。境内に世界第一という山紅葉の木あり。

−『神社名鑑』−

神代の頃より鎮座し、祖母山を御神体として山頂に石祠(上宮)を祀れり、孝徳天皇白雉二年(六五〇)、当所に社殿を建立し、下宮と唱へ遥拝所とす。
続日本後紀には承和十年(八四三)、豊後国無位健男霜凝日子神奉授従五位下と。また、三代実録には元慶七年(八八三)、奉授正五位下と記され、平安朝初期より京都にその存在を明にしていた。又、当社別称嫗岳大明神は平家物語、源平盛衰記に伝説として記載されている。
社号は嫗岳大明神とも鵜羽明神又祖母山大明神とも唱へられていた。

−『平成祭データ』−



【 健男霜凝日子神社下宮 】

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