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林神社
はやしじんじゃ
富山県砺波市林525  Zenrin Data Com Maps display !!


輪宝

式内社 越中國礪波郡 林神社
旧郷社

御祭神
道臣命

天忍日命(またの名 神狭日命 『越中國式内等旧社記』

富山県砺波市林にある。
砺波駅の北西1・5Kmほど。
北向きの境内に鎮座。

あまり広い境内ではないが、参道の先に、
垣に囲まれた神域。
往古は、田の中か、林の中にあったのだろう。と思う。

創祀年代等の詳細は不明。
上杉の兵火にあったとも、雄神川の洪水で流出したとも伝えられる。

林神社の社名から、一見、樹木などに関する神社のようだが、
古代、このあたりの地名・林は、「拝師」「拝止」と記述されていた。
歩行者が社前で必ず拝し止まることから名付けられた。

中世には、白山権現とも称しており、神仏習合の神社。
神紋も、輪宝となっている。


社号標

参道

鳥居

境内

神馬像に輪宝紋

拝殿

由緒
 林神社は古代拝師郷に鎮座 創建の年月不詳なれど 平安の初期 延喜五年(九〇五)編纂の延喜神名式に 記載 式内一座の格を有す
 祭神は道臣命を古代宮廷より勧請せしものなり 命は 神武天皇の東征の先鋒を務め督将として活躍されたこ とから道祖神として崇められ今日では交通安全の守護神と して霊験あり 往古林大明神と称へられ若林郷二十ケ 村の総社として衆庶の崇敬帰依を得
 中世には神殿豪荘にして神仏習合し白山権現を併祀 社僧多く隆盛を極めた為兵火(上杉)を被ったと云ふ
 神殿の五輪塔は室町時代 村内有力者の墓と云はれ 掲額の絵は藩学者五十嵐篤好の書 兵火前の姿で氏子 往古を忍ぶと云ふ
 明治五年郷社に列せられ奉幣司により幣帛奉らる  同八年本殿の造営悉く成り百年余を経た昭和五十五年 大鳥居 ご神灯 狛犬等の社頭大整備をなせり
 社殿は文久以来の由緒ある建物なるも永年の風雪に 損傷甚だしきを氏子ら見畏み平成三年その再建計られ るや神佑あり忽ちにして氏子崇敬者らの賛同を得  平成四年十一月 本殿の鞘 祝詞殿 幣殿 拝殿等を造 営するに至れり浄財を忝うして成し遂げられし大事業 を後世に伝えんが為ここに記念碑を建立するものなり

−境内記念碑より−



【 林神社 (砺波市林) 】

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