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阿久比神社
あぐいじんじゃ
愛知県知多郡阿久比町大字阿久比字北下川49  Zenrin Data Com Maps display !!


五七の桐

式内社 尾張國知多郡 阿久比神社
旧郷社

御祭神
開囓神
合祀
猿田彦大神 天津彦命 瓊瓊杵尊
八幡大神 田心姫命 湍津姫命 市杵島姫命
英比丸命

知多半島の付根部分中央部の、愛知県阿久比町にある。
名鉄河和線阿久比駅の西100mの場所に鎮座。

境内は南向き。
鳥居をくぐると正面に拝殿、後方に流造の本殿がある。

一説には、成務天皇元年元日、白髪・白鬚の仙人が出現し、
五穀成就のため、阿久比の神を祀るように告げ、
阿久比郷の始祖・阿佐比古が祀ったのが初め。

社伝によれば、顕宗天皇二年正月元日の創建。
延喜二十年、菅原道真公の孫、英比麿によって社殿が造営された。

祭神は、開囓(アキクヒ)神。
この神は『日本書紀』では、
伊弉諾神が黄泉国からの脱出の時に投げた褌から生まれた神。
ただし、『古事記』では、黄泉国脱出後の禊祓の時に、
冠から生まれた神が、飽咋之宇斯能神(アキグヒノウシノカミ)。
いずれにしろ、伊弉諾神の分身の一つなのだ。

社前案内板にある、大化四年に合祀した
猿田彦大神・天津彦命・瓊瓊杵尊」の
天津彦命は、天津彦根命のことかもしれないが詳細は不明。

ただし『明治神社誌料』には、大化四年に合祀したのは、
「猿田彦命、天津彦々火瓊瓊杵尊」と書かれているので、
案内板の誤記かもしれない。

本殿の左側には、御霊神社。
右側には四つの境内社(秋葉・八幡・多賀・松尾)が並んでいる。

社殿の屋根に、桐の紋が付いていたが、神紋かどうかは不明。

当社と榊との結びつきは古く、『社記』にも
天徳3年(959)、神社の森に相応しい榊を植えて祀ったとあり、
境内の一角に、祓所として、榊の一株が祀られている。


鳥居

境内

境内

本殿

社殿

本殿左の御霊神社



本殿右の境内社

阿久比神社
 阿久比神社は、延長5年(927)『延喜式第九』神名帳に知多三座の一つとして記さ れ、貞治3年(1364)『尾張国神名帳』には「従二位上英比天神」と記されている。
 社伝によれば、第23代顕宗天皇2年に「開囓神」を祭り、創建されたと言われ、大化 4年(648)に「猿田彦大神・天津彦命・瓊瓊杵尊」を合祀した。その後、天平神護元 年(765)「八幡大神田心姫命湍津姫命市杵島姫命」を合祀した。
 延喜20年(920)英比丸(麿)が社殿を造営し、60間四方の社地を寄進した。没 後、天徳3年(959)「英比丸命」として合祀された。長暦4年(1040)に拝殿が 建立された。拝殿は幾度かの改築を繰り返し、平成9年度に現在の拝殿が完成された。
 阿久比神社は、俗称、尾張知多郡の「一宮」と呼ばれているが、これは式内社として知 多三座の初めにあげられているからである。明治9年(1876)に「郷社」、明治40 年(1907)10月に「神饌幣帛料供進指定神社」となった。

−社前案内板−



【 阿久比神社 】

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