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子檀嶺神社 里社
こまゆみじんじゃ さとしゃ
長野県小県郡青木村大字田沢字宮下2378  Zenrin Data Com Maps display !!


二重亀甲に
花菱

式内社 信濃國小縣郡 子檀嶺神社
旧県社

御祭神
木俣神 相殿 建御名方刀美命
(あるいは駒弓神 『三代実録』)

長野県上田市の隣、小県郡青木村。
143号線が12号線と合流する場所にある
青木村役場から、西へ2・3Km。
143号線から田沢温泉への道の途中にある。
道路脇奥に、朱の鳥居があり参道が続き、
階段を登ると境内がある。

創祀年代は不詳。
式内社・子檀嶺神社に比定されている古社。

当社の北方3Kmにある子檀嶺山(1223m)山頂に
奥社があり、その中腹に中社、当社は里社にあたる。
つまり三社の総称して子檀嶺神社という。

ただし、江戸時代には中社をかんにや小社、小檀大明神、
当社里社を諏訪大明神、大明神とも称し、
三社合わせて諏訪大明神と称していたらしく、
明治十四年四月二十日に子檀嶺神社と改称された。

当社は江戸時代まで現在地の東南東1.5Kmの地に鎮座していたが
洪水により流出し、現社地に遷座したとも伝えられている。
そのために、現社地から子檀嶺山を見ることが出来ないとも。

祭神は木俣神とされているが、三代実録では駒弓神とある。
当地周辺は信濃十六牧の一つ塩原牧に属し、
馬の産地でもあり、牧場の守護神とも考えられている。

当地(青木村)では胡麻を作ってはならないという言伝えがある。
子檀嶺山の神が、葦毛の駒に乗って立谷坂で落馬し、
胡麻殻で眼を突いて傷を負ったとする、
胡麻忌「コマイム」の信仰による。
子檀嶺(こまゆみ)からの訛だと思うが面白い。

赤い鳥居から参道を進み階段を登ると境内。
境内右手には、神楽殿らしき建物があり、青木村が一望できる。

奥に一段高く拝殿があり、拝殿後方には、
小振りの社殿があり、覆いで囲まれている。

当社後方の宮山には古墳があり、土器などが出土している。


入口左手の社号標

参道入口

右手の石碑

参道鳥居

参道

境内入口

鳥居

鳥居脇の舞殿

境内

社殿

社殿

本殿

拝殿

本殿左の境内社

本殿右の境内社

子檀嶺神社
祭神 木俣神健御名方命 例祭 一〇月五日
神紋 六角に花菱 建物 本殿 流造 二坪
境内 一、一二二坪 末社 四社
社宝 御神像(五体木彫) 唐猫一対(文明七年作) 拝殿額(貞愛親王染筆) 太刀(天国安綱作)他
氏子 四〇四戸 崇敬者 三、〇〇〇人
神事と芸能 神楽獅子
由緒 奥社は高嶺の子檀頂上に鎮座し、中社 字細久保、里社字宮下三社を合わせ子檀嶺神 社と称し、永禄年間諏訪神を合祀した。旧二ヵ 荘の総社で三千余戸の産土神となった。清和 天皇貞観二年従五位下を受け延喜式内社本郡 五座中の一社である。昭和二〇年県社に列せ られた。

−『全国神社名鑑』−



【 子檀嶺神社 里社 (青木村) 】

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