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霹靂神社
びゃくらくじんじゃ
島根県大田市温泉津町湯里1684  Zenrin Data Com Maps display !!


二重亀甲に
二の字

式内社 石見國迩摩郡 霹靂(白落)神社
旧無格社

御祭神
別雷神 玉依姫命

島根県の大田市(旧温泉津町)にある。
湯里駅の南東500mほどの湯里に鎮座。
湯里駅から、湯里川に沿って、車を走らせると、
道路の右手に、社域らしきものが見える。
車を停めて、歩いて参拝を始めた所で、小雨が降ってきた。

境内入口の階段を上り、鳥居をくぐると、少し寂れた境内。
それほど広い境内ではない。
地方の郊外に多い整備された道の側にある神社。

拝殿後方の本殿は、トタン板で囲まれていた。
が、拝殿内をのぞくと、意外と綺麗。
本殿前には、神紋らしき紋を染めた幕も張られていた。

写真で見ると、雰囲気のある神社に見えるのが不思議。

創祀年代は不詳。
由緒も不詳だが、式内社・霹靂神社の論社の一つ。

一説には平城天皇の御宇、大同三年九月二十五日の鎮座。

霹靂と書いて、「びゃくらく」と読むが、
一般には、「へきれき」と呼ばれているかもしれない。

延喜式神名帳には、「霹靂神社」とあり、
九条家本などには、「白楽」と傍註がある。
だから、「びゃくらく」。

霹靂とは、雷のことで、
故に、祭神は別雷神なのだろう。

拝殿にかかっていた幕には、亀甲に「二」の文字。

本殿の右手に境内社が二つある。
『神国島根』によると、大元神社(国常立神)と
八重山神社(天照大神須佐之男神)だが、
どちらがどちらかは分からなかった。
雰囲気としては、左が大元神社だと思う。


社域

社頭

境内入口

拝殿

大元神社、八重山神社

本殿と境内社

 本神社は古伝に曰く人皇五十一代平城 天皇の御宇大同三年戌子九月二十五日始めて此地 に鎮座降て醍醐天皇の御宇昌泰元年戌年八月某日 勅授正一位階延喜式神名帳所載邇摩郡一社に紛れ 無しと云う。
 古資料として霹靂神社御縁起願覚書壱冊(寛保 元年七月霹靂神社神主竹内因幡守藤原正寿の記 文)并に安永五年丙甲秋同神主霹靂神社御由緒に 付き神祇管領に上申したる願文壱巻あり。

−『神国島根』−



【 霹靂神社 (大田市) 】

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