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高野神社
たかのじんじゃ
岡山県津山市高野本郷1014  Zenrin Data Com Maps display !!


揚羽蝶


『全国神社名鑑』より
未確認

式内社 美作國苫東郡 高野神社
旧郷社

御祭神
高野造祖大神
主神 鵜葺草葺不合命
相殿 応神天皇 神功皇后

岡山県津山市高野本郷にある。
津山駅から東へ4Kmほど。高野駅から西へ1Km。
高野小学校の裏側(北)に鎮座している。

社前の道路に面して鳥居が建ち、鬱蒼とした参道が北へ。
境内の北側、一段高く社殿があり、拝殿後方に本殿。
拝殿左手には大神宮と書かれた境内社がある。
他にも社殿周囲には多くの境内社があり、
それぞれに社名・祭神名が記されていた。

式内・高野神社の論社は二つあり、
一つは当社。もう一つは美作国二宮・高野神社である。
創祀年代は不詳。

祭神は高野造祖神で、当地の開拓神とされている。
現在、その主神は鵜葺草葺不合命
吉井川をさかのぼって海人族が入植したためだと考えられている。
また、近世以降は八幡宮と称しており、
応神天皇神功皇后は相殿に祀られている。

神紋は、『全国神社名鑑』には揚羽蝶と記されていたが未確認。
拝殿の鬼瓦には、宝珠の形の中に「高」の字が刻まれていた。

あまり長い参道ではないのだが、
鬱蒼とした中に適度な木洩れ日があり、良い感じだ。
参道横に駐車スペースがあり、
木洩れ日の中、車の中で、少し昼寝をした。

社殿周りには多くの境内社があるが、
拝殿左の大神宮が、なぜか大きい。
他には天満宮・稲荷神社・山神社・荒神社・牛神社など。


入口の鳥居

参道の鳥居

参道

境内

本殿

拝殿

大神宮

荒神社

牛神社

天満宮

祓戸四柱神社

山神社

稲荷神社

高野神社御由緒
御祭神高野造祖大神
主神鵜葺草葺不合命
相殿応神天皇神功皇后

高野神社の創祀年代は不詳であるが、はじめて国史に登場するのは貞観六年 (西暦八六四年)従五位に叙せられたことに始まる。ついで貞観一七年(西 暦八七五年)正四位下に昇叙され、さらに、延喜五年(西暦九〇五年)から 編纂された「延喜式」の神名帳に登載され、式内社となった。式内社は、美 作国では十社しかなく、津山市内では中山神社と高野神社のみである。
御祭神は、古くは鵜葺草葺不合命一柱であったが、中世に武家の勃興とと もに、相殿に応神天皇、神功皇后をお祀りして、明治維新頃までは八幡宮と 称して、篤く信仰を寄せられてきた由緒ある古社で、現在ではこの高野の地 を開拓し、繁栄に導かれた祖神として、高野造祖大神と称えている。
神社の周辺には神社に因んだ屋敷、池等の地名が広範囲にわたって数多く残 っており、往時が偲ばれる。 御神徳は古来安産、厄除等の信仰が殊の外篤く、大神の広大無辺な御神徳を 慕って遠近の参拝者が後を絶たない。
近年では交通安全、家内安全に加え、地域の稚児の初宮まいり、七五三ま いり等の御祈祷も次第に増加している。
現在の御本殿は、文化九年(一八〇有余年前)に建立されたものである。

−境内案内−



【 高野神社 (高野本郷) 】

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