![]() |
|
|
宇母理比古神社
うもりひこじんじゃ
徳島県徳島市八多町森時41

|
|
式内社 阿波國那賀郡 宇母理比古神社 |
徳島県徳島市にある。
JR徳島駅から55号線を南下し、勝浦川に沿って右折。
さらに、八多川に沿って西へ。
八多病院あたりで、道を南へ入った場所。
だが、実は正確な場所は今でもわからない。
八多川沿いの道を歩いていて、
ビニールハウスの奥に鳥居らしきものを見つけたが、
どうやったら、そこに辿り着けるのか。
仕方なく、畑の畦道やハウスの横をすり抜けると、
小さな小道の脇に境内があった。
参拝後、その小道を歩くと、グルッと回って元の車道に出たが、
地図には、その道が載っていなかった。
とにかく、川の南側、道路から100mも離れていない場所に境内はある。
創祀年代は不詳。
江戸時代には宇母理大明神と称し、
森時大明神とも呼ばれた神社。
式内・宇母理比古神社に比定されており、
祭神は、鵜鷲守神だが、鵜草葺不合命とする説もある。
昔、八多川の洪水により、社殿や古文書など
すべて流出したらしい。
鳥居と、一基の灯篭と、コンクリートの倉庫のような社殿が、
狭い境内にあるだけの、簡素な神社だが、
鳥居も新しく、扁額にはキチンと社名が掲げられている。
土地の人が守っているお宮だ。
社殿を覆っていた松の巨木が、松喰い虫に被害にあい、
伐採して、その売り上げ金でコンクリート社殿を建設したという。
社域の森 |
![]() |
社殿 ![]() | 扁額 ![]() | 境内 ![]() |
【 宇母理比古神社 (徳島市) 】
