![]() |
|
|
建神社
たてじんじゃ
徳島県美馬市脇町猪尻建神社下南1

|
||
式内社 阿波國美馬郡 建神社 |
徳島県美馬市脇町にある。
旧脇町役場の東1Kmの猪尻に鎮座。
JRを利用するなら、穴吹駅から吉野川を越えて北へ1Km進み、
拝原交差点から少し西へ入ると、参道入口の鳥居が立つ。
鳥居の扁額には、「天王宮」とあり、
当社の通称が、天王社であることがわかる。
参道の階段を上ると、丘の上に、小さな境内。
階段の段数は、資料では135段。
もちろん、僕は数えていない。
境内中央に、社殿があり、境内社が一つ。
境内社に関しての詳細はわからない。
鎮座の丘といい、境内の雰囲気といい、
古社の趣は感じるが、どこかチープな印象は拭えない。
創祀年代は不詳。
明治までは、牛頭天王と称していた。
幕末に社地から古鏡が出土し、
その一面に「奉建神社貞永元年八月吉辰」と銘があったといい、
式内・建神社の論社。
貞永元年とは、1232年。
ただ、現在、この古鏡は所在不明で、信頼性は薄いとする説も。
当社の祭りは、拝原西地区のみの氏子によって行われるため、
「拝原の祭りは七祭り半」と云われているという。
社殿は、石の玉垣などに、木瓜の紋が付けられている。
牛頭天王社なので、京都八坂と同じ紋だ。
交差点近くで、わりと交通量の多い場所にあるため、
かなり遠くに車を停めて、歩いて参拝。
参拝は、GWだったが、汗だくになる陽気。
参拝を終え、自動販売機で烏龍茶を買って、
喉を潤し、ついでに顔を洗いながら車に戻った。
他人から見たら、かなり挙動不審だな。
鳥居 ![]() | 鳥居扁額は「天王宮」 ![]() |
境内 |
![]() |
境内社殿 ![]() | 境内社 ![]() |
参道階段 ![]() | 本殿 ![]() | 本殿 ![]() |
【 建神社 (脇町) 】
