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事代主神社
ことしろぬしじんじゃ
徳島県阿波市市場町伊月字宮ノ本100−1
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式内社 阿波國阿波郡 事代主神社 |
徳島県阿波市(旧市場町)にある。
吉野川の北岸。旧吉野町との境に近い場所。
川沿いの土手の上から見下ろすと、
田の向こうの一画に、木々に囲まれた公園のような境内がある。
実際に、境内には「伊月農村公園」という案内板があり、
遊具なども設置されている公園なのだ。
その公園(境内)の奥に社殿があり、後方に本殿。
創祀年代は不詳。
一説に、安寧天皇の伯父にあたる多臣の子孫が
出雲族を率いて阿波の伊月に土着し、
祖神である事代主命と、祖母五十鈴依媛命を奉斎したという。
鎮座地の「伊月」は、「斎(いつき)」の意味で、
祭神・事代主命を斎き祀る場所であるという。
また、吉野川の対岸(南岸)には、粟島という地があり、
忌部氏が開拓して、粟を作った場所で、阿波の地名の起こりであり、
事代主命の后・阿波津媛命を祀った八條神社が鎮座していたらしい。
その八條神社は、吉野川改修工事のため、
現在は八幡の八幡神社境内に遷座している。
式内・事代主神社であり、諸説一致して、当社を比定している。
社殿の屋根に、柏紋が付いていた。
えびすさんの代表紋だ。
境内に中華風の妙な石神像があった。
なんだろう。
鳥居 | 社域の森 |
境内 |
社殿 | 社殿 |
境内社 | 本殿 | 境内社 |
社日 | 石碑 | 境内の石像 |
【 事代主神社 (阿波市) 】