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天津麻羅
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天津麻羅
あまつまら

別名
天津麻良:あまつまら
天津真浦:あまつまうら
天津麻占:あまつまうら
……
  • 鍛冶の神。鍛冶集団の長あるいは鍛冶集団の総称。 同じく鍛冶の神・天目一箇神と同神をされる場合がある。

  • 麻羅」は、踏鞴から炉に風を送る羽口が男根に似ているということから男根とする説、 炉の火を監視する鍛冶職の生態から目占(まうら)とする説がある。

  • 『日本書紀』綏靖紀に、倭鍛部天津真浦に鏃を作らせたとある。

  • また『古事記』天岩戸段に、「天の金山の鉄を取りて、鍛人天津麻羅を求ぎて」伊斯許理度売命に鏡を作らせたとある。

  • 『先代旧事本紀』に、饒速日命に随伴した五部人に物部造等の祖・天津麻良、同じく船長や梶取などに梶取阿刀造等の祖・天津麻良、船子倭鍛師等の祖・天津真浦、笠縫等の祖・天津麻占の名があるので鍛冶だけではない技能集団とも考えられる。

  • 『新撰姓氏録』に、大庭造は神魂命八世孫、天津麻良の後とある。

天津麻羅 を祀る神社
(玄松子が参拝した神社のみ)

立岩神社徳島県徳島市多家良町立岩
五泉八幡宮新潟県五泉市宮町5−46

【 天津麻羅:玄松子の祭神記 】

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