[HOME] > [祭神記] > | |
宇摩志阿斯訶備比古遅神 |
|
宇摩志阿斯訶備比古遅神
うましあしかびひこぢのかみ
別名
可美葦牙彦舅尊:うましあしかびひこじのみこと
……
うましあしかびひこぢのかみ
別名
可美葦牙彦舅尊:うましあしかびひこじのみこと
……
- 天地開闢の神々の一柱。
- 『古事記』では、八百万神に先駆け、天之御中主神、高御産巣日神、神産巣日神の
造化三神の次に生まれた神が宇摩志阿斯訶備比古遅神で、次に生まれた天之常立神を加えて、別天神という。
- 『日本書紀』の一書では、最初に生まれた神。他の一書では、天常立尊の次に生まれた神。
- 「宇摩志」は立派な、「阿斯訶備」は葦の芽、「比古」は男性、「遅」は男性あるいは泥を表わし、
泥の中から生き生きと延びる葦の芽のような、生命力を神格化した神。
- 『日本書紀』の他の一書では、葦の芽がはじめて泥の中から生え出して国常立尊が生まれたとあり、
宇摩志阿斯訶備比古遅神の本来の姿、あるいは同神とする説がある。
- 世界樹や宇宙木のような存在を意味するという説もある。
【 宇摩志阿斯訶備比古遅神:玄松子の祭神記 】