天糠戸命
あめのぬかどのみこと
別名
天抜戸命:あめのぬかどのみこと
……
- 『先代旧事本紀』によると、
饒速日命は十種の神宝をもち、三十二人の防衛、五部人、五部造、天物部等二十五部人、船長という多数の随伴者を従えて天降ったとある。
- 邇芸速日命に随伴して天降った三十二人の防衛の一人。石凝姥神の親神で鏡作の遠祖。
- 『日本書紀』の一書には、鏡作部の遠祖・天糠戸に鏡を作らしめとあり、
さらに別の一書には、鏡作の遠祖・天抜戸(=天糠戸)の子・石凝戸辺が作った八咫の鏡を懸けたとある。
- 平田篤胤は、天火明命の別名としている。