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島大國魂神社
しまおおくにたまじんじゃ
長崎県対馬市上県町御嶽
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式内社 對馬嶋上縣郡 嶋大國魂神社 |
長崎県対馬市にある。
上対馬の信仰の山、御嶽(490m)中腹。
車道の脇に、登山口があるが、
登山が目的ではないので、車で登れる所までは
車で登る。
車道の大鳥居をくぐって、登っていうと
砂利の道の突き当たりに鳥居が立っている。
鳥居近くの案内板によると、
この鳥居から山頂までは1500mだそうだが、
当社境内は、その手前にある。
10月末の早朝に汗だくになりながら
ひたすら階段を登ると、社殿らしき建物が見えてくる。
社殿の脇には、「山頂まで300m」と案内があり
さらに階段が上まで続いているが、僕は登らなかった。
ホテルを出たときは、少し肌寒かったのだが
汗で服がびっしょりと濡れて気持ちが悪かったので
社殿前で、上半身裸になり、しばらく服を乾かしていた。
御嶽は、オジロ鷲の生息地らしいので
ずっと空を見上げていたが、それらしき鳥は見られなかった。
御嶽山は、中世以降山岳信仰の霊場であり、
今でも特殊な信仰の信者が登る聖地だという。
ただし『對州神社誌』には当社の記載はない。
式内社・嶋大國魂神社の論社の一つ。
上対馬の最高峰に国魂神を祀ったという。
社殿は新しいもののようで、
『式内社調査報告』では社祠は無いと記されていた。
帰宅後、写真の整理をしていると、
鳥居脇の案内板では、当社位置に
鳥居と平入社殿が描かれていたので
ひょっとして社殿を間違えたのかと不安。
山頂まで登っておけば良かったと後悔した。
山頂には磐座もあるらしい。かなりの後悔だ。
登山口 | 登山道の案内 |
車道の大鳥居 |
車道の突き当たり | 鳥居、車はここまで |
社殿傍らに不動尊 | 新しい社殿 |
御嶽には社祠に類するものがなく、『對州神社誌』以
来これを記録したものがない。『津島紀事』は、御嶽の地
理を述べ、歴史にも及びながら祭祀については触れてゐな
い。祭神不明。俗称「御嶽の神様」と呼んでゐる。
−『式内社調査報告』− |
【 嶋大国魂神社 嶋大國魂神社 島大國魂神社 (御嶽) 】