![]() |
|
|
八幡古表神社
はちまんこひょうじんじゃ
福岡県築上郡吉富町小犬丸353−1

|
|||
福岡県と大分県の県境にある山国川の河口部、福岡県側にある。
山国川西岸堤防を下ってすぐの場所。
南側参道入口から木々の茂った参道を北上すると、神門があり、
その奥、境内に拝殿。左右に住吉宮・四十柱宮が鎮座。
境内左手には、神舞殿。細男舞・神相撲が演じられる場所だ。
中津市の古要神社同様、隼人の霊を慰める
宇佐神宮放生会に、傀儡子芝居が奉納された。
欽明天皇の御代の創祀。
社伝によると、神功皇后が玉手翁に託して鎮座したとあり、
三韓出兵の折り、諸国の神々に戦勝祈願を行なったことにちなみ、
息長大神宮と称したという。
養老三年、日向・大隈の隼人等が皇命に背いたため
朝廷は、その鎮圧を宇佐宮に祈願。
豊前国司宇努首男人は、当社の神官と協議し
神輿を奉じて敵地に入り、ついに七城を落とすことができた。
これにより八幡宮を合祀したという。
当社の神相撲では、まず勝抜相撲で、西方大将の住吉大神が、連勝。
飛掛相撲で、東方五神と、西方住吉大神の対戦でも、住吉大神が勝ち。
最後の、東方総出の十一神と西方住吉大神の押合相撲でも、住吉大神が勝つ。
住吉大神の偉大さのみがクローズアップされるシナリオだ。
住吉大神の傀儡子は、他の神々よりも小さく、そして黒い。
ひょっとすると、住吉大神は、南方系、隼人の神だったのではないだろうか。
ちょっと、そんな気がした。
八幡宮だけど、神紋は、花菱なのだ。
神門から拝殿の眺めが美しい。
拝殿には、「吹出濱神社」という額がかかっていた。
残念ながら、本殿を撮影できる場所が見つからなかった。
参道脇の猿田彦神 ![]() | 鳥居 ![]() | 社号標 ![]() |
参道 |
![]() |
境内入口 |
![]() |
神門 ![]() | 境内から神門 ![]() |
拝殿 |
![]() |
拝殿左の住吉宮 ![]() | 拝殿内 額には吹出濱神社とある ![]() | 拝殿右の四十柱宮 ![]() |
神舞殿 ![]() | 蛭子社 ![]() |
恵比寿社 ![]() | 稲荷社 ![]() |
八幡古表神社(古表八幡宮)
−境内説明板より− |
社務所に置いてあったチラシに細男舞・神相撲の説明があったので、転記してみた。
相撲人形による押合相撲
細男舞・神相撲次第
−説明チラシより− |
【 八幡古表神社 】
