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太宰府天満宮
だざいふてんまんぐう
福岡県太宰府市宰府4−7−1
東風吹かば 匂ひおこせよ梅の花 あるじなしとて春な忘れそ
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旧官幣中社 |
福岡県太宰府市にある。
西鉄太宰府線の終点・太宰府駅から参道が続き
参道脇には土産物店が並んでいる。
参道を進み鳥居をくぐると、延寿王院に突き当たり、
左に曲がると心字池に太鼓橋。
太鼓橋の前方に、朱の楼門が見えてくる。
参拝当日は11月で「七五三」で賑わっていた。
祭神・菅原道真公が、
延喜三年二月二十五日に、蟄居の地・榎木寺にて薨った後、
御遺骸を安楽寺の境内(現社地)に葬り、聖廟を建てて
南無天満大自在天神と崇め奉ったという。
延喜五年八月、随臣・味酒安行が神殿を造営した。
よって、本国天満宮の始まりであり
文教の祖として、特に受験生の信仰が篤い神社。
朱印は12月に再訪した時にいただいた。
御朱印に記帳している姿を撮影。
これから、年末年始にかけて受験生で賑わう。
表参道の鳥居 | 鳥居、奥に延寿王院 |
延寿王院 |
太鼓橋から心字池 | 心字池 |
鳥居から楼門 | 楼門と手水舎 |
楼門 |
拝殿 | 本殿(裏側)絵馬が多い |
境内 |
飛梅 | 御朱印を戴く |
境内社 中島神社 田道間守神 |
末社 福部社 田口達音、老松社 島田忠臣、
皇太神宮、天穂日命社、金刀比羅社、志賀社、
素佐雄社、竃門神社、高良社、櫛田神社
摂社 御子社四社 高視卿(長男)景行公(次男)兼茂公(三男)淳茂公(四男)、
尊意社 法性坊尊意、野見宿禰社、靏寿尼社 伯母、御霊社、
宰相和泉社 四世孫輔正公・六世孫定義公、太夫社 随従 度会春彦太夫、
など多数の境内社がある。
境外にも当社の関係神社がいくつか存在する。
たとえば、当社を造営した、道真公の随臣・味酒安行を祀った安行神社や、
道真公が亡くなるまで日夜世話をした浄妙尼を祀る榎社など。
安行神社 | 榎社 |
菅原道真を祀る。京都の北野天満宮とともに、菅原道真を祀る神社の宗祀で、古くより文道の大祖・風月の本主と仰がれている。延喜三年(903)二月二十五日、道真が太宰府の配所(榎寺)で薨じた時、太宰府北東、四寺のほとりに埋葬された。同五年味酒安行によりそこに一つの祠廟が建立された。これが今日の天満宮の始まりである。
−『神社辞典』− |
【 太宰府天満宮 】