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鹿児島神宮
かごしまじんぐう
鹿児島県霧島市隼人町内2496

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式内社 大隅國桑原郡 鹿兒嶋神社(大) |
鹿児島県霧島市にある。日向山の麓。鹿児島空港の近く。
日豊本線・隼人駅の北2Kmほどの隼人町に鎮座。
当社へ向かう車道には赤い大鳥居がある。
境内入口は南東向き。
参道にはいくつかの境内社が祀られている。
入口の鳥居をくぐり、大きな階段を上ると社殿。
柱などは濃い赤色だが、全体としては黒く塗られている。
創祀年代は不詳。
俗に国分八幡宮、五所別宮、正八幡宮、正宮、大隅正八幡宮など
いろいろ呼び名がある。
式内社・鹿兒嶋神社に比定されている古社。
大隈国一の宮として、朝廷の崇敬篤い大社。
境内は、祭神・天津日高彦穗穗出見尊の皇居高千穂宮跡と伝えられている。
現在の社殿は、桃園天皇宝暦六年(1756)の造営。
大鳥居 ![]() | 境内入口 ![]() |
火闌降命 大隈命 ![]() | 豊姫命 磯良命 ![]() | 武甕槌命 経津主命 ![]() |
参道階段 |
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神馬舎 ![]() | 御門神社・櫛磐窓命 ![]() | 御門神社・豊磐窓命 ![]() |
社殿 |
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拝殿 ![]() | 拝殿 ![]() |
本殿 |
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神木大楠 ![]() | 雨之社・豊玉比古命 ![]() | 隼風神社:日本武尊 ![]() |
四所神社 大雀命 石姫命 荒田郎女 根鳥命 ![]() | 武内神社・武内宿禰 ![]() |
大多羅知女神社・息長帯姫命 山神社・大山津見命 ![]() | 稲荷神社 宇加魂命、猿田彦命拝殿 ![]() |
招魂社 ![]() | 貝塚遺跡 ![]() |
鹿児島神官(正八幡)旧官幣大社 姶良郡隼人町内 日豊線 隼人駅より一粁 祭神 天津日高彦穂々出見尊 豊玉比売尊(相殿)帯中比子尊 息長帯中比売尊 品陀和気尊 中比売尊 例祭 八月一五日 神紋 菊花 本殿 権現造 丹塗 二八坪 境内 八七、三二五坪 摂末杜 一四社 宝物 潮満珠 潮干珠 金幣 紺糸威鐙兜大袖付一領(重文)色々胴丸兜大袖付二領(重文)、馬角鏡 青磁類その他 氏子 四五、○○○戸 崇敬者 一五○、○○○人 神事と芸能 初午祭(旧正月一八日、天文年間創始)鈴懸馬踊り奉納、御田植祭(旧五月五目、永禄年間創始)大隅国総出の農業祭で田の神舞、トド組、棒踊の団参が多い。七種祭二月七日)あり日本最古の舞である。又隼人舞と翁舞を伝えている。 由緒沿革 創祀は遠く神代に属し、又神武天皇の創建に係るとも伝う。境内は御祭神の皇居高千穂宮跡で、神武天皇御東遷に先だって親祭し給える皇祖発祥の聖地である。醍醐天皇の延喜の制に大社に列せられ、中世以降大隅、薩摩、日向、三国中随一の大社として、また大隅一の宮、大隅正八幡宮の名を以って知られ、大宰府都督大江匡房卿の寛治二年の勘文には国家の宗廟と尊称され、古来朝野の崇敬が篤い。明治四年国幣中社に列せられ、同七年神宮号宣下、官幣中社に列し、同二八年官幣大社に昇格せらる。昭和一○年今上陛下の行幸を仰ぎ、勅使、皇族の御参拝二四度に及ぶ。現御社殿は桃園天皇の宝暦六年藩主島津重年公の造営せるものにして、九州屈指の宏壮優美な建物である。(神社本庁別表神社) −『神社名鑑』− |
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