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八代宮
やつしろぐう
熊本県八代市松江城町  Zenrin Data Com Maps display !!


十六八重菊


五三の桐

神社名鑑には
「五七の桐」
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旧官幣中社

御祭神
懐良親王(後醍醐天皇皇子) 配祀 良成親王(後村上天皇皇子)

八代市の中心部、八代城跡に鎮座。
御濠の橋を渡ると鳥居・神門があり、境内になっている。
通称、「将軍さん」。

明治の創建で新しいのだが、城跡にあるためか、
御濠と石垣に囲まれ、なかなか重厚な印象。

参拝当日は、雨だったため、撮影不調。
周囲の石垣に上り、歩き回る。

懐良親王は、後醍醐天皇の第九皇子。弘和三年三月に高田で崩御。
良成親王は、後村上天皇の第七皇子。応永初年筑後矢部山中で崩御。
共に、南北朝時代に征西大将軍として九州へ下向した。

ちなみに、建武の中興に関係した、南朝側の皇族・武将は
明治になって、各地に官幣社として祀られている。
『建武中興十五社』を参照。

とにかく、綺麗だ。
雨に濡れて深みの増した社殿の色。
周囲の石垣からは、新緑の中に凛と映える。


橋の鳥居

神門

境内から神門

境内

拝殿

本殿

拝殿内

後方から本殿

横から本殿

八代宮 熊本県八代市西松江城 町。旧官幣中社(現、別表神社)。後醍醂天 皇の皇子、懐良親王を主祭神とし、後村上 天皇の皇子、良成親王を併せ祀る。両親王 とも南北朝時代に征西大将草として九州に 下向され、当地で活躍し薨去された。当社 を俗に「将軍さん」と呼ぶ。明治維新後、 建武中興の功績者を神社に祀る機運が生じ、 後醍醐天皇の勅命を受けて西方で活躍され た親王のうち、護良親王は鎌倉宮(鎌倉市 二階堂)に、宗良親王は井伊谷宮(静岡県引 佐町)に祀られたのに引き続き、当社の創 建となった。現社地は八代城跡で、懐良親 王の居城であり、また御墳墓に近い由緒あ る地であるところから、明治八年(一八七五) 及び同一三年、住民有志の再度の請願によ り、同一七年四月に至って鎮座の儀が行わ れた。同一九年一一月良成親王を配祀。例 祭八月三日。なお懐良親王は九州に下る 際、興国三年(暦応三年〈一三四〇〉)薩摩の山川 港に到着、土地の豪族である谷山五郎隆信 の居城に迎えられた。ここに先ず征西府を 開き、御所の原はその遣跡といわれるが、 正平二年(貞和三年〈一三四七〉)ここから海路 を肥後に向かわれ、菊池氏の隈部城(菊池 城とも)に入られたのであった。鹿児鳥県 谷山市慈眼寺公園頂上に鎮座する谷山神社 は、昭和三年懐良親王を追慕して創立され たもので、同六年県社に列せられた。例祭 は春が四月二七日、秋が一二月一日。

−『神社辞典』−



【 八代宮 】

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