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香取御児神社
かとりみこじんじゃ
宮城県栗原市築館青野前久伝
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式内社 陸奥國栗原郡 香取御兒神社 |
宮城県栗原市にある。
栗原市役所の北西1Kmの場所。
田の中にある林の中が境内だが、
その林の位置を正確に覚えていないのだ。
『式内社調査報告』には、
田の中の小さな森とあり、
社殿はなく、「香取神社」と
刻まれた石を神体とすると記されている。
詳細な住所が分からなかったので、
築館周囲を歩き回り、それらしき林を探したので、
どこをどのように歩いたか、よく覚えていない。
現地に行けばわかるだろうが、
地図上でどの辺りだったか、とにかく、田の中の林なのだ。
林の中は、雑草に覆われていたが、
中央奥には、「湯殿山」と刻まれた石碑が立ち、
祭祀が行なわれていたであろう空間になっている。
雑草に足を踏み入れ、境内を見回すと、
半分土に埋まった、オニギリ型の石があり
「香取神・・・」と刻まれていた。
たぶん、この石が神体石なのだろう。
創祀年代、由緒ともに不詳。
『封内風土記』には、梶取御兒神社、
『舊神祠記』には、梶取御子神社と記されている神社。
安永七年(1788)三月の
『栗原郡一迫築館村風土記御用書出』には
「香取御兒神社 但栗原郡七社之内梶取大明神と申來候事」とある。
式内社・香取御兒神社の論社の一つ。
田の中に森 | 社域 |
森の中 | 中央奥に「湯殿山」 |
石碑の左手、草に埋もれた石 |
「香取神・・・」と刻まれた石 |
【 香取御児神社 (栗原市) 】