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鹿島緒名太神社
かしまおなたじんじゃ
宮城県亘理郡亘理町逢隈小山字西山21

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式内社 陸奥國曰理郡 鹿嶋緒名太神社 |
宮城県亘理町にある。
阿武隈川の側、柴田町から亘理町へ通じる橋の近くにある。
道路わきに東向きの鳥居があり、境内に入ると、
鬱蒼と木々の茂った参道へ入っていく。
少し歩くと、階段の上に社殿が見える。
社伝によれば、景行天皇41年8月6日の創建。
天正の騒乱で、廃絶したという。
式内・鹿嶋緒名太神社の論社であり、現在の社名はそのため。
ただし、一説には、本来当社は、式内・鹿嶋伊都乃比氣神社であり、
鹿嶋緒名太神社は、鹿嶋伊都乃比氣神社の同殿に祀られていたという。
当郡には、鹿嶋緒名太神社、鹿嶋伊都乃比氣神社、鹿嶋天足和氣神社の
鹿嶋三社があり、みな「鹿嶋大明神」と称していたため、
それぞれが、何処にどのように祀られていたのかわからない。
参道入口の鳥居の側に社家らしき家があり、
なにやら宴会の最中のようだった。
近くの安福河伯神社でも人々が集まっていた。
参道はあまり長くはないが、
途中で右に曲がっており、先が見えず、入口で、少し覚悟した。
地図を見た限りでは、それほど奥行きがあるわけでもない。
すぐに、急な階段の上の社殿が見える。
本殿は、覆の屋根がつけられている。
参拝を終え、階段に腰を下ろして、少し休憩。
木陰から、愛嬌のある妖怪でも出てきそうな、そんな雰囲気。
境内入口の鳥居 ![]() | 参道の鳥居 ![]() | 木立の中の参道 ![]() |
参道と境内 |
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社殿 ![]() | 本殿 ![]() |
【 鹿島緒名太神社 】
