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大石神社
おおいしじんじゃ
青森県弘前市大森勝山

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青森県弘前市にある。
岩木山の北東麓に鎮座。
地図を一見すると、旧岩木町にあるようだが、
良く見ると、旧岩木町に弘前市が少し入り込んでおり、
当社境内は弘前市になっている。
岩木山の周囲を取り囲むネックレスロードを大森あたりから農道に入り、
岩木山を目指して進むと、大石川と合流する地点に
大きな白い鳥居が立っている。
鳥居扁額には「赤倉大神」「大石大神」と書かれており、
鳥居をくぐって右手参道を進むと赤倉山神社。
そのまま次の鳥居をくぐると、当社大石神社境内に入る。
境内に入ると、石の馬(駒)が左右にズラッと並んでいる。
馬の守り神という信仰があるのだろうか。
拝殿の後方に、垣に囲まれて本殿があり、
本殿の後ろには、御神体らしき大きな石。
なるほど、大石神社だ。
社伝によると、
十腰の下居宮(現厳鬼山神社)が百沢(現岩木山神社)に
遷座した後、大石信仰が高まり、
慶長17年、越中守信牧公が赤倉山御祈願所として
その大石明神を勧請したのが当社の創祀。
赤倉参道入口 ![]() | 鳥居扁額 ![]() | 大石神社参道入口 ![]() |
境内 |
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拝殿 ![]() | 拝殿 ![]() |
境内の奉納石駒 |
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本殿と大石 ![]() | 本殿 ![]() |
大石 |
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境内入口の右手の道を、岩木山方面へ進むと
赤倉山神社がある。
その先は、「赤倉霊場」として、
多くのお堂やお宮が散在しているようだ。
赤倉山神社 ![]() | 鳥居の間から岩木山 ![]() |
大石神社
往古桓武天皇の延暦19年征夷大将軍坂上田村麿東夷勘定の時、当山の霊験を蒙りしにより、十腰内に下居宮を建立、当時当社は岩木山登拝口にして、巨石大余の者三四併立神体石にて、工人群集登山の安全を祈願せり。堀河天皇の寛治5年十腰内の下居宮は壱百の渓潤を越せる土地、即ち百沢に遷され跡地の社堂は岩木山三所大権現の内一社厳鬼山御西方寺観音院として、俸禄百石を検行し巨石大石明神の信仰弥高まりたり。
−『平成祭データ』大石神社下宮の由緒より− |
大石神社から、大石川を北東へ3Kmほど下った場所に下宮がある。
小学校や郵便局に近い、道路脇に境内がある。
道路から境内に入ると、正面に境内社が二つ。
右手に拝殿があり、後方に本殿がある。
境内に多くの石碑が並び、
「二十三夜」「猿田彦太神」「庚申塔」などと刻まれている。
大石神社下宮 |
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社殿 ![]() | 境内社 ![]() |
本殿 ![]() | 境内社 ![]() | 境内社 ![]() |
下宮の西1Kmに大森山という小山があり、
その麓
にも大石神社という小祠がある。
大石神社本社や下宮との関係はわからないが、
大森山を祀る場所ではないだろうか。
もう一つの大石神社 ![]() | 社殿 ![]() | 社号標 ![]() |
【 大石神社 (弘前市) 】
