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荒脛巾神社
あらはばきじんじゃ
宮城県多賀城市市川字奏社

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鹽竈神社末社 |
宮城県多賀城市にある。
総社宮から東へ100m程度歩くと、
道の傍らに「あらはばき神社」と記された石柱があり、
そこから南へ入っていくと鳥居がある。
民家の庭のような境内だが、左右に境内社もある。
鹽竈神社の境外末社の一つ。
その名から、足の神、下半身の神として崇敬されており、
社殿には、履物や男根の奉納が多い。
いわゆる民間信仰の神だが、本来は、守護神として祀られたものとも考えられ、
東北地方では、城などの周囲に「アラハバキ神」を祀る場合が多い。
また、客人神として、外来の神を祀るという説もあり、
その発展として、旅の神とも考えられる。
とにかく、複雑に雑多な要素を含んだ神徳といえる。
右手にある境内社には、鋏の奉納が多い。
天目一箇神を祀っているのだろうか。
参道と鳥居 ![]() | 鳥居扁額 ![]() |
社殿 |
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右の境内社 こちらは鋏の奉納 ![]() | 社殿に履物と 男根の奉納 ![]() | 男根の奉納 ![]() |
境内社の鋏 ![]() | 境内左に太子堂? ![]() |
荒脛巾神社
本神社の勧請は相当に古く、江戸時代には、伊達家から社領が寄進され
るなど由緒の深い神社である。塩竈神社の末社の一つとされ、願をかけると腰より下の病気が治ると言 い伝えられている。 −神頭案内柱− |
【 荒脛巾神社 (多賀城) 】
