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黒戸奈神社
くろとなじんじゃ
山梨県山梨市牧丘町倉科4926
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式内社 甲斐國山梨郡 黒戸奈神社 |
山梨県山梨市(旧牧丘町)の倉科にある。
旧牧丘町役場から西へ2Kmほど。
谷を流れる鼓川の側に、南面して鎮座。
社前を東西に道路が走っている場所。
階段側に神楽殿があり、階段を登ると社殿がある。
境内は銀杏の落葉で黄色い世界になっていた。
晩秋の午後の参拝。
社伝によると、日本武尊東征の折り、
当国鎮護のため宮殿を造営し、
大宝2年、勅を奉じて黒戸奈神社とす。
別名、唐土大明神ともいう神社。
中古、社号を黒尸奈と称していたという説もある。
式内・黒戸奈神社の論社。
「黒戸奈」の記載は「黒尸奈(クロシナ)」の誤字で、
倉科(クラシナ)鎮座の当社のことだとする論点。
本殿には葵紋が付いていた。
案内では武田花菱も付いているとあるが、見落としたかもしれない。
拝殿の瓦には、立葵紋。賽銭箱には五三桐紋がついており、
なかなか複雑だ。
黄色い境内には、諏訪・蚕影・子安などの境内社が並んでいる
社頭 | 階段上に社殿 | 舞殿 |
境内拝殿 |
境内社 | 本殿 | 境内社 |
境内からの眺め | 黄色い境内と境内社 |
壽天神 | 道祖神 | 境内社 |
黒戸奈神社(倉科久保)
大字倉科の総鎮守社で、
祭神は素盞嗚尊である。大宝
二年(七〇二)勅願により創建と
伝う。別名「唐土大明神」。本殿は一間社流水造り、身 舎は円柱、高欄付の緑、向拝は 繋虹梁、箱棟に寄進を示す徳 川の紋章と祈願所を示す武田 花菱を付す。永禄七年(一五六四)馬場 美濃守寄進と伝える神鏡を存す。 四月十二日奉納の太太神楽は 民俗文化財(昭和五十一年町指定) −境内案内板− 大字倉科の総鎮守社で祭神は素盞鳴命である。大宝二年勅願により創建と云う、別名唐土大明神、本殿は一間社流れ造り身舎は円柱高欄付の縁向繋虹梁箱棟に寄進を示す徳川の紋章と祈願所を示す武田花菱を付す。 永禄七年馬場美濃守寄進と伝える神鏡を存す。四月十二日奉納の太々神楽は民族文化財。 −『平成祭データ』− |
【 黒戸奈神社 (山梨市牧丘町) 】