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天津神社
あまつじんじゃ
新潟県糸魚川市一の宮1−3−34  Zenrin Data Com Maps display !!


三つ巴

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式内社 越後國頸城郡 大神社
越後國一宮
旧県社

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御祭神
天津彦火瓊々杵尊 天太玉命 天兒屋根命

境内摂社 式内社
奴奈川神社 奴奈川神社 奴奈川姫命 八千矛神

糸魚川駅の南、市役所の隣にある。

拝殿前には舞台があり、舞楽が行われるらしい。

拝殿の後ろに扉があり、少し離れて本殿がある。
本殿の左隣には、奴奈川神社。
拝殿内にも、奴奈川神社、天津社の扁額がある。
その右手に住吉の扁額もあるのだが、合祀されているのだろうか。

境内は静かで広く、オープンな雰囲気で気持ち良い。

創祀年代は不詳。
一説には、第十二代景行天皇の御宇の創祀。

元禄三年(1690)の『一之宮天津社並に神宮寺縁起』によると、
第三十七代孝徳天皇の勅願所であったという。
式内社・大神社の論社となっている古社。

境内の案内板によると、もとは根知川沿いの山崎の地にあったが
山崩れのため、現在地に遷座したという。
あるいは、国司奉幣神拝に不便であったからとも。

古来より一宮明神と称されていたようだが、
これは沼川郷の一宮ということだと考えられている。

明治六年十二月村社に列し、大正七年二月郷社に、
昭和十八年三月縣社に昇格した。

本殿左手にある奴奈川神社は式内社・奴奈川神社の論社。

当初は、高志峯(黒姫山)山頂に鎮座し、
柳田(柳形)の地にあったため、
柳形田社、柳形神社、柳枝権現、柳田神社などとも呼ばれていた。

のち梯立村(橋立)へ、
元暦二年(1185)には蓮台寺と平生の中間の山崎へ、
さらに現在地へ遷座されたという。

祭神は奴奈川姫命八千矛神だが異説もあり、
『越後頸城郡誌稿』『越後國頸城郡延喜式内十三座神社傳記』では
大己貴命沼川比賣命
『天津神社蔵 鰐口』では大己貴命のみ。
『天津神社記録』では、奴奈川彦命と奴奈川姫命
『神社帳考證』は沼河姫命、『越後國式内神社考證』は沼川比賣命
『越後風土記節解』では奴奈川彦命・奴奈川姫命・ 黒媛命。

境内社として聖神社(祭神不詳)が祀られている。
聖神社の横には、多くの石祠や石像が置かれている。
中央に石祠には小さな狐が置かれているので稲荷社だと思う。


参道の橋

参道

拝殿前に舞台がある、舞台の後ろは控え所

舞台から見た拝殿

拝殿


拝殿後ろに本殿と奴奈川神社がある

拝殿横から

拝殿屋根

拝殿後方の扉

神倉?

奴奈川神社

本殿

奴奈川神社

本殿

境内

聖神社横の石祠

聖神社

拝殿内
奴奈川神社、天津社、住吉の扁額


衣紋所

天津神社(一の宮)旧県社
糸魚川市一の宮 北陸線 糸魚川駅より一粁
祭神 瓊々杵尊 太玉命 天児屋根命 例祭 四月一〇日 一〇月二四日
本殿 七・五坪 境内 二二二六坪 末社 一社
宝物 奴奈川姫神像(木彫)県文化財 氏子 千三百戸 崇敬者 二千百一〇人
神事と芸能 神輿渡御競合、舞楽一二舞(通称稚児の舞)
由緒沿革 糸魚川町の内一の宮、押上、寺町、 大町、七間町等の産土神として崇敬され、慶 長一六年徳川幕府より黒印地百石を寄せら れ、一七年後に朱印地に改めらる。大正七年 郷社、後県社に列す。

−『神社名鑑』−

神社名 天津神社 一ノ宮と俗稱す
祭 神 瓊々杵尊 天児屋根命 天太玉命
    境内別に奴奈川神社あり奴奈川媛命 八千矛命を祀る
鎮座地 新潟縣西頸城郡糸魚川町大字一ノ宮
人皇第十二代景行天皇の御宇の創設に係り人皇第三十六代孝 徳天皇の勅願所たりと云ひ傳へ延喜式内社の一ならむと推稱 せらる
社殿はもと山崎の地に在りしを山崩れのため此の地に移し造 營したりと傳ふ
此の地方は往昔沼川郷と稱し奴奈川媛命の棲みましし處八千 矛命が遠く海を渡りて此の地に上陸せられ媛と契らせ給へり と云ふ史實と御二方の間に生れましし建御名方命が姫川の渓 谷を辿りて信濃路へ進ませられ遠近を開拓統治し給へりと云 ふ傳説とに徴すれば此の地は神代に於て國津神の威武を内外 に發揚し給へる重要なる基地たりしを想察するに足る
ただ神社名が天津神社と呼ばれ境内別に奴奈川神社の存する は後世天神地祇其の處を換へたるに依るならむか
女神像四體 掛佛 古面 舞楽装束等を秘蔵す
春季大祭は四月十日(昔は三月十日)秋季例祭は十月二十四 日(昔は十月十日)執行せらる。
大祭に神輿渡御の盛儀あり壮観多く匹傳を見ず
舞楽十二曲あり俗に「ちごの舞」と稱し大祭當日演舞せらる 百花繚乱の候婉麗優美千古雅趣を帯ぶる舞楽を豪壮極りなき 神事の後に拝するは對照の妙正に一大奇観にして古来名物祭 の名を檀にしたる所以も亦茲に存するか
陵王 大納蘇利 拔頭 能拔頭の舞面は明治十一年九月明治 天皇の北陸御巡幸に際し行在所に於て天覧に供したり
神社は藩政當時朱印一百石を寄進せらる
大正七年郷社に列せられ昭和十八年三月縣社に列せらる

−参道の説明より−



【 天津神社 】

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