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中村神社
なかむらじんじゃ
長野県長野市松代町西条字中村2

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長野県長野市にある。
上信越道・長野I.C.の南3.5Kmほどの西条字中村に鎮座。
神田川の西岸、小学校の北側に境内がある。
境内入口は南向き。小学校側に石造の鳥居が立ち、
鳥居の右手に「延喜式内中村神社」と刻まれた社号標。
鳥居をくぐり参道を進むと正面に社殿。
入母屋造の拝殿と、後方に板垣に囲まれた流造の本殿がある。
参拝は十月の晴天の日。
川沿いの道から境内の横を眺めながら正面に回り込む。
鬱蒼としたというより適度に茂った林の中にあり
派手さは無いが気持ちの良い神域だった。
創祀年代は不詳。
上古以前の創建と伝えられ、式内社・中村神社に比定される古社。
元は「大國大明神」と称し、大宮とも呼ばれていた。
永禄年間の兵火によって社殿・古記録を焼失し
永禄十二年(1569)社殿が再建されたという棟札が残る。
当社の南の山の中腹に「宮平」という地がある
当初はそこに鎮座していたとも伝えられている。
周囲からは石器時代や弥生式の土器が発見されており
遥か以前から人々が暮らしていた土地と思われる。
境内の左手に、境内社や石祠、御輿庫などが並んでいる。
『式内社調査報告』によると、
摂社として天照皇大神・豊受姫命・稲荷大神・貴船神が祀られ、
祠に鹿島神・子安神・若宮八幡神・大山祇神・
水波能比売命・金山比古命・粟島神・天満宮・
白山大権現菊理比売命・外二神が祀られているらしい。
境内 |
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社頭 ![]() | 鳥居 ![]() |
境内 |
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拝殿 ![]() | 本殿 ![]() |
境内社 ![]() | 御輿庫 ![]() |
【 中村神社 (松代町) 】
