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墨坂神社
すみさかじんじゃ
長野県須坂市大字須坂字芝宮1048

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式内社 信濃國高井郡 墨坂神社 |
長野県須坂市にある。
長野電鉄・須坂駅の東500Kmほどの須坂芝宮に鎮座。
54号線に面して南向きに境内がある。
参道は、54号線の南から続き、赤い鳥居が立っている。
参道を歩き54号線を渡ると、石の鳥居。
鳥居をくぐり境内に入ると、瓢箪型の池があり、
中央部に石橋がある。
境内は明るく広い。
参拝は七月の休日、陽射しの眩しい中の参拝。
境内の奥(北側)に南向きに社殿が並び、
中央にどっしりとした拝殿。
後方の本殿は塀に囲まれており、
「塀の中へはいってはいけません」との看板があった。
通称は、鎮座地名から芝宮(しばみや)。
創祀年代は、天武天皇白鳳二年といわれ、
住古大和部族移住に際し
大和国宇陀郡榛原より墨坂神を遷祀したものという。
「新抄格勅符抄」によると、
光仁天皇天應元年(781)十月十四日、神封を奉られたとあり、
式内社・墨坂神社の論社の一つ。
当社の宝物である甕・横瓮・坩・壷など
大正七年九月に境内から発掘したもので、
1600年前のものとみられることから、
当地が、古代から開けていた場所だとわかる。
須坂の地名は、当社・墨坂神を祀る、
墨坂の里からとられたものらしい。
境内社は、以下の六社。
稲荷社(倉稻魂命)、金毘羅社(大物主大神)、彌榮神社(須佐之男命)、
農産神社(保食命)、天神社(菅原道眞)、西宮神社(事代主命)。
農産神社の社殿内には、「養蠶大神」と書かれていた。
養蚕関係の神社なのだろう。
参道入口の鳥居 ![]() | 境内入口 ![]() |
境内入口の石橋 ![]() | 池の中の祠 ![]() |
広い境内 |
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本殿 ![]() | 拝殿 ![]() |
境内左の境内社 ![]() | 左の境内社 ![]() |
【 墨坂神社 (須坂市須坂) 】
