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大井俣窪八幡神社
おおいまたくぼはちまんじんじゃ
山梨県山梨市北654

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式内社 甲斐國山梨郡 大井俣神社 |
山梨県山梨市にある。
東山梨駅の北西1Km、笛吹川にかかる八幡橋を越えると、
渋い色の木造鳥居(重要文化財)が見えてくる。
参道を200mほど進むと境内入口の神門(重要文化財)。
神門をくぐると、木々の茂った境内。
参拝は秋だったので、紅葉と枯葉で、
境内も鳥居同様に渋い色に染まっていた。
境内右手に、末社・比咩三神社(重要文化財)。
境内の奥半分は一段高い石垣の上にあり、
社殿の多くはそちらにある。
階段の登ると正面には、妙に横に長い拝殿(重要文化財)がある。
拝殿後方には、これも長い本殿(重要文化財)。11間舎流造なのだ。
社殿の右手には、摂社・若宮八幡宮の拝殿(重要文化財)と本殿(重要文化財)。
左手には、末社・高良神社(重要文化財)と末社・武内大神(重要文化財)。
以上のように、当社の建造物は、重要文化財が多い。
社殿後方にある享保五年(1532)の妙法経塔は有形文化財。
清和天皇の勅願により、東国鎮護として、
貞観元年(859)に豊前国宇佐八幡宮より勧請。
甲斐源氏の崇敬を受けた神社と思われる。
当初、笛吹川と重川の中島大井俣の地に祀られていたが、
暴流の被害により、北方の窪に移転したという。
社名は、大井俣窪八幡神社。
鳥居には『大井俣神社』、社号標には『大井俣八幡神社』
通称、窪八幡という。
神紋は、『神社名鑑』には、「割菱花菱」とあったが、
それらしいものを見ていないので、具体的な形が不明。
見落としてしまったかもしれない。
中世以降は武田家の崇敬社だったのだろう。
本殿の後方には8つの小さな祠がならんでいる。
北野天満宮・道祖大神・久住大神・大宮神社
山王神社・八釼大神・白山大神・松尾大神
境内には、他に青龍社・天神社・宗覚社・稲荷社・東照宮など。
『神社名鑑』には、末社58社と記されている。
鳥居 |
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境内入口の神門 ![]() | 末社 比咩三神 ![]() |
本社拝殿 |
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本社拝殿 ![]() | 摂社 若宮八幡拝殿 ![]() |
本社本殿 ![]() | 本社本殿背後 ![]() |
本社本殿 |
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末社 武内大神 ![]() | 摂社 若宮八幡本殿 ![]() |
鐘楼 ![]() | 末社 高良神社 ![]() | 如法経塔 ![]() |
本殿背後の境内社 北野天満宮・道祖大神・久住大神・大宮神社 山王神社・八釼大神・白山大神・松尾大神 |
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宗覚社・稲荷社 ![]() | 境内社殿 ![]() |
青龍社 ![]() | 天神社 ![]() | 東照宮 ![]() |
