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小野神社
おのじんじゃ
兵庫県豊岡市出石町口小野字砂入210−2

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式内社 但馬國出石郡 小野神社 |
兵庫県豊岡市にある。
出石総合支所の北4Kmほどの出石町口小野に鎮座。
706号線と536号線の合流する場所。
706号線の西側に南向きの境内がある。
境内は六方川の近くの畑の中。
道路から境内に下りると鳥居が建っている。
鳥居の前には一対の灯籠があり、
脇には「式内 小野神社」と刻まれた社号標。
鳥居をくぐり参道を進むと、木々の豊かな林。
参道の両側にも灯籠がある。
境内の北側は、木の無い砂地になっており
その中央に社殿が建っている。
拝殿の後方には、入母屋造の本殿がある。
創祀年代は不詳。
一説には、米餅搗大使主命が当地に永住し
祖神・天押帯日子命を
深草天皇十八年八月に奉斎したという。
式内社・小野神社に比定されている古社で、
通称は姫宮。
祭神は小野臣の祖である天押帯日子命であるが
武蔵国一宮である小野神社に倣って
瀬織津姫命を祀っているかららしい。
『兵庫県神社誌』に、
当社の裏に流れる川で鮭が多く獲れるが
当社氏子が、もしこれを獲ると神罰によって
腹痛を起すので、獲らないと記している。
境内には社殿の他に、祠がある。
境内社だろうか、詳細は不明。
『式内社調査報告』には、
境内に若宮神社・稲荷神社の二社があると書かれている。
社域 |
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境内 ![]() | 境内と社殿 ![]() |
社殿 ![]() | 本殿 ![]() |
社殿 ![]() | 社殿 ![]() |
【 小野神社 (出石町) 】
