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岐多志太神社
きたしたじんじゃ
奈良県磯城郡田原本町伊与戸143
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奈良県の田原本町にある。
大和川近くの畑の中にポツンと鎮座。
境内は狭く、簡素な神社だ。
拝殿の後方に塀で囲まれて、二棟並んだ小さな本殿がある。
創祀年代は不詳。
式内社・岐多志太神社に比定されている古社。
「岐多志太」の社号は、キタ氏の田という意味で
キタ(鉄)を鍛える鉄工の神であるという。
鎮座地の字を「タイコウジ」と言い、太鼓地と書く。
よって通称は、たいこっさんという。
周囲には、フエフキ・ヒョウシダ等の地名も残り、
雅楽が最初に伝えられた地ともいわれる。
また、鎮座地名より大根神とも言うらしい。
境内 |
拝殿 | 拝殿後方の鳥居 |
二棟並んだ本殿 |
社名岐多志太はキタ氏の田という意味でキタ即ち鉄を鍛える鉄工の神である。今もカジヤガイトウの地名が近くに残っている。また祭神天香語山命は芸能の神ともいわれフエフキ・タイコウジ・ヒョウシダの地名もあり雅楽が最初に伝えられた地ともいわれる。 −『平成祭データ』− 岐多志太神社(大和・城下) 伊予戸の北の田すなわち「北田」である。シは朝鮮語の助詞である。 朝鮮古代のツは半音で声調の上から発生したもので、これがツ→ス→シとなって 日本に残ったものである。 −『神名の語源辞典』− |
【 岐多志太神社 】