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乎彌神社
おみじんじゃ
滋賀県長浜市余呉町下余呉2053  Zenrin Data Com Maps display !!


三つ巴


三羽鶴

式内社 近江國伊香郡 乎彌神社
旧村社

御祭神
臣知人命 配祀 海津見命

合祀 式内社 近江國伊香郡 乃彌神社 梨迹臣命

滋賀県の長浜市(旧余呉町)にある。
北陸本線・余呉駅の東500mほどの下余呉に鎮座。
33号線から少し南に入った場所。

社前に小川が流れ、赤い欄干の橋を渡ると
鳥居が建っている。
鳥居の右脇には「式内 乎弥神社」と刻まれた社号標。

鳥居をくぐると境内があり、
境内の奥、階段の上に社殿。
参拝は五月の休日だったが、
拝殿には白いテント地の幕が張られていた。
雪除けのためだろうか。

さらに拝殿の後方の階段の上に本殿。
垣に囲まれた本殿は覆屋の中にあり、
垣の神門も合わせた大きな屋根が付いている。

創祀年代は、不詳。

『近江伊香郡誌』によると
醍醐天皇の時代に、創建されたという。
氏人の祖神である臣知人命を祀ったものと考えられている。

式内社・乎彌神社の論社の一つである。

合祀されている乃彌神社も式内社・乃彌神社の論社。
祭神は、中臣伊香津臣命の子・梨迹臣命。

もとは現在地(乎彌神社)の南100mほどの場所にあり
奥の堂と呼ばれる平地に旧跡があるという。

乎彌神社の氏子を北組といい
乃彌神社の氏子を南組と呼んだが、
寛延二年、積雪のため社殿が破損したため
両組が相談し、乎彌神社に合祀された。

合祀の理由は、積雪ではなく、
賤ケ岳合戦の兵火によるという資料もあるらしい。

社殿の屋根や扉には巴紋、
賽銭箱には、三羽の鶴の紋が付いていた。
『滋賀県神社誌』では「左三つ巴」とあるので、
巴紋が当社の神紋なのだろう。
が、鶴紋の図案も見事なので掲載しておく。

本殿から少し離れた場所に境内社の祠。
垣の中、本殿覆屋の左にも境内社の祠。
本殿の右側にもあったかどうか記憶にないが
『平成祭データ』には、摂末社として以下の名が記されている。
八幡神社(應神天皇)、村草神社(天照大神)、
大名持神社(大名持命)、塞神社(八衢比古神 八衢比賣神)。
大名持神社は、もとは乃彌神社の境内社だったが
乃彌神社が当社に合祀された際、境内に移されたらしい。


境内入口

鳥居

境内

拝殿

本殿

本殿

境内社

本殿覆屋


【 乎彌神社 乎弥神社 (余呉町) 】

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