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築狭神社
ちくさじんじゃ
兵庫県洲本市千草字野カツ田甲218
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式内社 淡路國津名郡 築狹神社 |
淡路島の洲本市にある。
洲本市役所の南3Kmの千草に鎮座。
洲本川に合流する千草川に沿って遡り、少し西へ入った場所。
狭い道がカーブしている場所に境内入口がある。
参拝時には、その道で何かの工事をしており、
車両侵入禁止になっていて、警備員に止められた。
「ちょっと神社に参拝するだけだから」と
入れてもらって、境内の中に車を停めて、参拝開始。
境内では、二人の男の子が、野球に夢中だった。
狭い境内の中央に、瓦葺の拝殿。
拝殿後方に本殿が立つ。
創祀年代は不詳。
式内社・築狹神社に比定されている神社。
江戸時代は紅葉ケ社とも諏訪明神と呼ばれていたが、
明治になって築狹神社と復称し、明治六年村社に列した。
現在の祭神は、素盞嗚尊と誉田別尊。
誉田別尊は、明治四十三年に合祀された八幡神社の神。
この八幡神社は上ノ宮と呼ばれ、当社は下ノ宮と呼ばれていた。
社殿の左側に、石の小さな祠が3つ4つ。
『平成祭データ』には、以下の4社が記されていた。
伊勢神社(天照皇大神)、稲荷神社(宇迦魂大神)、
菅原神社(菅原道眞)、金刀比羅神社(大物主神)。
もうひとつ、境内右側に、カマクラ型の石積みがあり、
中に木の祠があった。
この祠には、「豊受比賣大神・大國主大神二柱社」と
書かれてた木札が付いていたが、
『平成祭データ』には見当たらない。
参拝を終え車の戻ろうとして、
子供たちが野球を止めて待っているのに気づいた。
ちょっと嬉しかった。
車を発進し、境内を出ようとしたら、
ちょうど、社前の道路で工事の最中。
出ようとする車を見て、作業をしていた方が車を移動し、
道を開けてくれた。
ちょっと嬉しかった。
社頭 |
社殿 | 拝殿から本殿 |
境内の石祠 | 本殿 | 石積みの中に境内社 |
【 築狭神社 (洲本市) 】