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大直禰子神社
おおたたねこじんじゃ
奈良県桜井市大字三輪字若宮

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狭井神社の西、大神神社参道から北へ少し入った所にある。
通称、若宮さん。
境内入口の鳥居扁額には「若宮社」と記されている。
奈良時代には「大神寺」、明治までは「大御輪寺」と呼ばれていた古寺。
明治になって、御本尊の十一面観音像は聖林寺へ移され、
三重塔も破壊されたが、本堂は当社本殿として残ったらしい。
祭神は大田田根子命。
大神神社祭神の大物主命の神孫にあたり、
崇神天皇の勅により、大神神社の祭祀を司った神主であり、
三輪氏の始祖として崇敬されている。
鳥居 ![]() | 鳥居扁額 ![]() |
鳥居横の織環杉 |
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社殿 |
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境内には、大神神社末社の「琴平社」「御誕生所社」がある。
境内左 御誕生所社 鴨津美良姫命 ![]() | 境内右 琴平社 大物主神 ![]() |
大直禰子神社(若宮) 御祭神 大直禰子命(大田田根子) 配 祀 少彦名命 活玉依姫命 御例祭 四月八日 この神社は、奈良時代には大神寺、鎌倉時代には大 御輪寺として、本地仏十一面観音(現在国宝・聖林寺安置) と併祀されていましたが、明治の神仏分離以後は大直禰子 神社として祀られており、社殿は国の重要文化財にしていさ れています。 昭和六十一年より三ヶ年に亘り、調査・解体修理が行 なわれましたが、用材の中には創建当初奈良時代後半 のものが使用されていることがわかりました。 −境内案内より− |
【 大直禰子神社 】
