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等彌神社
とみじんじゃ
奈良県桜井市大字桜井字能登1109

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式内社 大和國城上郡 等彌神社 |
桜井市にある。
桜井駅から談山神社へ向う道の途中。
広い境内には多くの末社がある。
派手さはないが、落ち着いた神社だ。
上ツ尾社と下ツ尾社に別れているが、上ツ尾社が本社。
創祀年代は不詳。
もとは、鳥見山山中にあったが、
天永三年(1112)五月の大雨で山が崩れ、社殿が埋没。
この年、悪病が流行ったため、九月五日山の尾の現在社へ遷座。
鳥見山は、神武天皇が橿原宮に即位し、
皇祖天津神を祀って大孝を申し上げた地。
当社は、式内社・等彌神社に比定される古社。
鳥見山の内の能登山の麓にあり、能登宮とも称されていた。
明治以前の能登宮は、下ツ尾社が祭祀の中心だったらしいが
現在は、上ツ尾社が中心。下ツ尾社は末社となったようだ。
現在の祭神は大日孁貴尊だが、饒速日命とする説もある。
社域 |
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鳥居 ![]() | 鳥居扁額 ![]() |
下ツ尾社 二社を祀る ![]() | 下ツ尾社 ![]() |
左の春日神社 天児屋根命 もと 結びの宮(高皇産霊神)と呼ばれた ![]() | 右の八幡神社 品陀別命 もと 磐余明神 ![]() |
上ツ尾社 |
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上ツ尾社 ![]() | 上ツ尾社 ![]() |
等彌神社(能登三社の宮) 旧県社 桜井市鳥見山 桜井線 桜井駅下車 祭神 大日孁貴尊(別殿二社) 高皇産霊命 神倭磐余彦命 例祭 五月五日 一〇月一七日 神紋 左三つ巴 本殿 流造 三坪 境内 五八三三坪 宝物 神像(立体土像) 由緒沿革 神武天皇鳥見山に霊時を樹立、皇 祖天津神を祀り大孝を申べ給えりと伝う。延 喜式神名帳に大和国城上郡に等弥神社とある 社なり。皇紀二千六百年に際し県社に列格す。 −『神社名鑑』− |
鳥見山へは登らなかったので、まだまだ、あるかもしれないが、
とりあえず、目に付いた末社を紹介。
猿田毘古社 |
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御祓戸岩 ![]() | 蛭子社 ![]() |
金毘羅社 ![]() | 弓張社 ![]() |
鳥見山稲荷神社 ![]() | 桜井護国神社 ![]() |
愛宕社 ![]() | 黒龍社 ![]() | 市杵島姫社 ![]() |
【 等弥神社 等彌神社 】
