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服部神社
はとりじんじゃ
石川県加賀市山代温泉18−7−丁
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式内社 加賀國江沼郡 服部神社 |
加賀市の山代温泉にある。
萬松園と呼ばれる山の麓、神亀二年に行基によって発見された温泉の街。
その萬松園の麓の薬王院と服部神社がある。
道路脇に鳥居があり、階段上の丘の上に境内。
和銅年間の創祀。
貞観十六年従五位下を授けられた古社。
社名が示す通り、織物の神で、
昔は、当地には桑の木が多く、野生の蚕も豊富で、
その蚕が作る黄色の繭を衣服に用いたようだ。
ということで、祭神は、機織の神・天羽槌雄神となっているが、諸説ある。
天御桙命は、服部連の祖神。
鎮座地に関しては、天文年間(1552)朝倉義景による兵火にあうまでは、
現社地の1Kmほど西にあったと伝えられている。
参拝した日には、境内に雪が少し残っていたが、
参道など、人が行き来する道は除雪されていた。
階段途中に琴平社があり、社殿右に稲荷社がある。
境内の左下に薬王院という寺があるが、
その上、社殿左には、温泉鎮守の白山妙理大権現と書かれた小社がある。
こちらは、服部神社のものではないようだ。
境内からは山代温泉の町並みが見渡せ、
湯の町の風情を味わう事ができる。
境内入口 | 階段上の鳥居 |
神門 | 神門の提灯 |
境内社殿 |
拝殿 | 本殿 |
琴平社 | 稲荷社 |
薬王院温泉鎮守 白山妙理大権現 |
服部神社由緒
−境内案内− |
【 服部神社 (加賀) 】