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大己貴神社
おおなむちじんじゃ
福井県福井市南居町45−52

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福井県福井市にある。
越前花堂駅の南西5Kmの南居町に鎮座。
日野川の東側近くを南西に進むと、
石碑などが並んだ場所があり、
交差点近くに社号標と灯籠が立っている。
境内は丘の上。
参道階段を登ると鳥居が立っており、
境内東隅に鉄筋コンクリートらしき赤く複雑な形の社殿がある。
参拝は、GWの早朝。
日が昇って間もない頃。
天気が良ければ、社殿は完全に逆光になるはずだが、
曇天のため、なんとか撮影ができる。
神社参拝は早朝が良いのだが、
撮影目的の場合、社殿の位置や向きによっては
良い写真が撮れないことも多いのだ。
創祀年代は、不詳。
詳細な由緒は未入手で、
明治八年、村社に列せられたということしかわからない。
平成七年までは、境内社として直野神社があったようだが、
社殿新築の際に合祀され、現在は本殿に祀られている。
この直野神社は、式内社に比定されている神社。
『越前国惣神分』に、「従四位 直野神」と記されている古社だが、
当社がその直野神であるかどうかは、確証はないようだ。
合祀されるまでは、本殿右に四尺四方の小祠に祀られていたが、
土地の者は「オサンノウサン」と読んでいたようで、
山王、あるいは三王と記されたらしいが、
これは、祭神・三尾君の訛であるという説がある。
また、直野(ナオノ)の社号から、素盞嗚尊(スソノヲ)を祭神とする説も。
明治四十一年三月四日に合祀された天満宮は、
その後独立して遷座され、平成四年三月に社殿を造営されているという。
社殿の近くの神馬像や社殿の屋根に、巴紋が付けられていた。
たぶん、これが神紋だと思う。
社域 ![]() | 境内 ![]() |
境内 |
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境内 ![]() | 社殿 ![]() |
社殿 |
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−境内石碑より− |
【 大己貴神社 (福井市南居) 】
