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八幡神社
はちまんじんじゃ
福井県福井市大丹生町46−2
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福井県福井市にある。
JR福井駅の西15Kmほどの大丹生町に鎮座。
日本海沿いを走る305号線から、少し東へ入る場所。
一光川の河口部の近く、日蓮宗大乗寺の近くに境内がある。
垣に囲まれた境内入口に、石の鳥居。
鳥居の右手に「指定村社 八幡神社」と刻まれた社号標。
鳥居をくぐると、境内の奥、石垣の上に社殿がある。
階段を登ると、正面に拝殿。
拝殿の後方に本殿がある。
参拝を終え振り返ると、境内の外
家々の向こうに日本海が見えた。
創祀年代は不詳。
社伝によれば、天徳元年(957)
多田(源)満仲が当地に閑居のおりに
源氏の守護神八幡大菩薩を勧請。
その後、当地の産土神として祀ったという。
古来、大乗寺と密接な関係があり
神像の裏に大乗寺住職の名が記されているという。
『越前古名考』には、
当社が敦賀郡の式内社・丹生神社であろうか、と言及しているが
当地が丹生郡であり、敦賀郡から遠いことを理由に
疑問を呈している。
社殿への階段の脇に、神馬像があるが
その胴に二羽の鳩が向かい合った形の紋が刻まれている。
鳩は八幡神の神使。
鳩を神紋としている八幡神社は多い。
境内 |
境内入口 | 社殿 |
階段脇に疾駆する神馬像 |
本殿覆屋 | 社殿 |
社殿から境内、日本海が見える |
【 八幡神社 (大丹生町) 】