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加茂社
かもしゃ
富山県射水市戸破3943  Zenrin Data Com Maps display !!


加茂葵

式内社 越中國射水郡 草岡神社
旧郷社

御祭神
別雷神
合祀
天照皇大神 豊受皇大神 建御名方命 高靇神 闇靇神
市杵嶋姫命 宇迦御靈神 大宮賣命 猿田彦命 大名牟遲神

富山県射水市にある。
小杉駅の南東500mほど、下条川を越えた戸破に鎮座。
戸破と書いて、「ひばり」と読む。

車道に面して、参道入口は東側。
参道を歩き右に曲がって、鳥居をくぐると、正面に社殿。
ということで、社殿は南向き。

参拝は四月後半のゴールデンウィーク中だが、
何かの祭があるようで、参道には御神燈が並び、
拝殿には臨時の階段が設けられていた。

拝殿後方の本殿覆屋(蛸堂)の横にも
臨時の参道が付けられ、御神饌が並んでいた。
たぶん、普段は閉じていると思われる蛸堂の扉が開けられていたので、
内部の本殿も撮影。

式内社・草岡神社の論社の一つで、
山城国加茂より勧請された古社。

寛治四年(1090)7月13日、堀河天皇の夢想により、
全国各地から、山城国加茂社の供御田として、田地が寄進されたが、
越中倉垣庄も、その一つ。よって倉垣庄には多くの加茂社が勧請されたが、
当社もその中の一つという説もある。

『富山県神社誌』によると、
加茂社は、はじめ北手崎に鎮座しており、
戦国武将能登守守護代温井景久の守護神として祀られていたが、
慶長四年、草岡神社へ移動して、草岡神社加茂大明神と称したとある。

通称は、戸破加茂社。

往古は、別宮・末社など多数存在した大社であったという。

加茂社なので、神紋は二葉葵、通称、加茂葵という。

境内社は弁財天社。


鳥居

参道

提灯の葵紋

境内

拝殿

本殿

境内の瓦に葵紋

拝殿の額

拝殿後方の覆屋

加茂社本殿
古くは式内草岡神社と称したが 慶長四年戸破字宿の浦から倉垣庄総社加茂大神宮を現在の地に 奉遷し、草岡神社加茂大明神と 呼称し別雷神を主祭神とした。
本殿は元文五年(一七四〇年) に建立、構造は一間社流造りで 一間の向拝を張り出し、屋根は こえら葺き、軒は二重の繁垂木である。 向拝の柱は方柱であるが残りは すべて円柱である。正面の虹梁 の上に龍の彫刻の蟇股が入り、 木鼻や手挟の彫刻も江戸時代中 期の様式で細工彫刻もしっかり しており蛸堂で保護されたため 建築当初の有様がよくわかる。

−境内案内板より−



【 加茂社 (射水市) 】

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