[HOME] > [神社記憶] > [北陸地方] > |
|
多伎奈彌八幡神社
たきなやはちまんじんじゃ
石川県白山市長竹町1
|
||
石川県白山市にある。
松任駅の東2Kmほどの長竹町に鎮座。
長竹交差点の近く、北向きに参道入口があり、社号標が立っている。
畑の中の参道を100mほど歩くと、社域の森。
鳥居をくぐり、こじんまりとした境内に入ると
木々の間に、ちょっとずんぐりとした社殿があり、
後方に本殿が接続されている。
社殿はずべて瓦葺で、最近手直しされたような雰囲気。
道路の側に境内があり、車を止める場所がない。
参道に止めても良かったのかもしれないが、
長い参道を撮影したかったので、路上駐車して大急ぎの参拝。
日没の近い、午後でした。
創祀年代は不詳。
長滝八幡神社とも長竹八幡神社とも称していたが、
明治十二年に、多伎奈彌八幡神社に改称。
往古、社地に飛瀑(滝)があり、これを滝浪と呼んでいたという。
式内社・多伎奈彌神社の論社の一つだが、
法乗院の僧が、滝浪神社の分霊を祀ったものであるとする説もある。
社殿の屋根には、金の菊紋が付けられていた。
当社の神紋かどうかは不明だ。
社域の森 |
社号標と参道 | 参道 | 境内入口 |
境内 |
社殿 | 社殿 |
多伎奈彌八幡神社
初め長滝八幡神社と称し、延喜式の多伎奈
彌神社に充てられている。往古、社地に一飛瀑があり、
これを滝浪の瀑と称したのが社号となったものであろ
う。当社の神鏡は木曽義仲の寄進であり、天正十年兵
火に罹り廃社となったが、文政年間再興した。明治四
十三年三月三十一日神饌幣帛料供進神社に指定された。−『石川県神社誌』− |
【 多伎奈彌八幡神社 (白山市) 】