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若宮神社
わかみやじんじゃ
石川県羽咋郡志賀町小室2−61
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式内社 能登國羽咋郡 諸岡比古神社 |
石川県志賀町にある。
能登道路の徳田大津I.C.の西4Kmの小室に鎮座。
境内入口に鳥居が立ち、コンクリートの参道を少し歩くと、
苔むした階段の上、木立に囲まれた社殿がある。
社殿の扁額には「若宮神社」の社号。
お堂のような感じの社殿だなぁ。
勧請年代は不詳。
式内社・諸岡比古神社の論社で、
宝暦十年(1760)、富来町の神明宮(現・諸岡比古神社)と
論争があったが、結局、両社ともに諸岡比古神社であるとされた。
が、明治六年五月に、若宮神社と改称すべきという通達があり、
現社号となってしまったという。
若宮社というのは、本来、境内末社であったが、
天正年中(16世紀後半)に、本社相殿に祀られたもの。
ということで、本来は諸岡比古神社であるという。
社殿には、違い柏らしき紋が付けられていた。
『平成祭データ』には、末社として地蔵尊というのが記されている。
地蔵尊なのに、祭神は八衢比古神・八衢比賣神とある。
無理やりだなぁ。
境内入口 | 参道 | 境内 |
社殿 |
【 若宮神社 (志賀町) 】